ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

ぶうちゃんの入院日記の巻

2012-08-30 15:01:04 | リハビリ

皆さん、大変ご無沙汰をいたしました。

実は、私、13日より28日まで入院をしておりました。

病名は「蜂窩織炎」(ほうかしきえん)・・・最初、先生から診断書を頂いたとき、なんて読むのか判らない初めて聞く病名でした。(汗)簡単に言えば、傷口から細菌が侵入して体の中に膿疱を作り、酷くなると命にも影響が出るという怖い病気だそうです。

実は12日の日曜日の午前中に、ちょっと寒気を感じ検温してみたところ、37.8℃でした。たまたま、家内の実家のお母さんの具合が悪く、奥さんと娘は実家に・・・。私はパソコンに向かっていたのですが、そのうち丁度、あぶられたスルメの様に勝手に身体がよじれるようになってきて、パソコンどころではなくなり、家内たちに急いで帰ってもらい検温をしたところ、39、7℃ すぐに市立病院の休日緊急外来の受診に・・・。

病院で、血液検査や尿検査レントゲンなどの検査をした結果「白血球の数値が高いので、どこかが炎症を起こしている可能性があるので、明日一番でまず皮膚科の受診を」という事でした。次の日、皮膚科で受診をしたところ、それらしき場所はなく、総合内科での受診を勧められました。最後に先生から「他に気になるところは?」と聞かれたので、家内が私の靴下を脱がせたところ、先生から「ここだな、すぐに血液検査をしてください」と言われ、採決室へ。血液検査の結果が出る歩を待ち再度、皮膚科に行くと先生が「非常に悪い結果です。すぐに入院の手続きをします」との事でした。

私が「出来れば入院は避けたいのですが・・・」と言うと、先生が「何故ですか?」と聞くので「リハビリが・・・」と言うと「このままほおっておくと、二度とリハビリが出来なくなりますよ!」と言われ、おとなしく入院をしました。 でも、先生が気を遣ってくださり、リハビリ科に指示書を出してくださって、リハビリを続けられるようにしていただきました。

入院した市立病院は、竹〇内豊、上〇彩さんの主演のTVドラマのロケに使われた病院で、それよりも、10年半前に私がこの病気を発病した時にお世話になった病院で、入院手続きをして病室に移動した時に、IDバンドを持ってきてくれた看護師さんが、このブログにも登場した、私が山奥の病院に転院する時に、「今まで出来ていたことが出来ない訳がないから、顔晴っておいで・・・」と声をかけてくれた男性看護師さんで、「随分元気になったねぇ・・・」と感慨深げに言われて、私も当時を思い出して胸が熱くなりました。その他にもたくさんの懐かしい方々に出会う事が出来て、お世話になったリハビリのPTの先生からも「曲がる様になったじゃない。」と言われました。何しろ10年半前は、緊張が強くて棒のようでしたから・・・(汗)

治療は、朝と夜の二回の抗生剤の点滴と、患部を氷で冷やしながら絶対安静を続け、血液検査の数値の変化を見る・・・と言うもので、炎症反応は順調に下がったのですが、白血球の数値がばらついて、都合、16日間の入院でした。

今回の入院で感じたこと。

看護師さんが男女とも若いけれど、まずよく動く、マンパワーの不足をベテランの看護師の方や看護補助の方とのチームワークで乗り切っていたこと。皆さん元気がよく明るく、そして辛抱強く患者と接していたことに、とても好感が持てました。でも市立とはいえ、かなりなハードワークだなぁと感じました。今日、日勤を済ませた看護師さんが、次の日の夜勤という様なシフト・・・。あるベテラン看護師さんの言葉が今も心に残っています。

私がその看護師さんに「夜勤は何人でするんですか?」と聞いたところ「3人ですよ」との答え、私が「大変ですねぇ」と言うと、看護師さんが呟くように「マンパワーが不足してるんです。別に自分たちが楽をしようという事ではなく、患者さんに思う様なケアをしてあげられなくて・・・」と言う内容でした。何とかなりませんかね、市長さん

今回の入院は、身体が動けば読書や勉強(?)の良い機会だったのですが、残念ながら自由に動けないので、得意な人間ウォッチャーを・・・。

4人部屋で、サンプル数が3なので、これで結論付けるのは、いささか乱暴ですが・・・。

①ご老人は、昼間も良く眠る、そして夜も良く眠る。いま食事をしていたかと思う間もなく、いびきが聞こえ始め、その寝つきの良さに驚いた。

②ご老人のいびきは、とにかくでかい。いくら「湘南爆走族」の舞台とはいえ、その轟音は暴走族に匹敵しました。

③ご老人は、よくオナラをする。それも豪快な奴を 特に朝の一発は、「号砲一発」というか、エンジン始動という様な、思わず「ドキッ」とするような、豪快な一発で、幸いなことに無臭だったので助かりました。(笑)

今回の入院でつくずく感じたことは、前にブログに書きましたが「病気の数は星の数ほどあるけれど、健康な体は一つだけしかない」と改めて感じた事と、毎日健康で元気に生活できるという事は、とても幸せであるとともに、毎日ナイアガラの滝にロープを張って、綱渡りをしているようなものだと感じました。

最後に、今回の入院に際して、お世話になった皮膚科の先生を始め、PTの先生、そして何よりも私の看護にあたっていただいた、看護師・看護補助の方々に心から感謝申し上げて、ぶうちゃんの入院日記の巻を終わります。


今週の木曜リハ・・・暑さと温かさ

2012-08-09 15:23:47 | リハビリ

「立秋と いうは名のみの 蝉しぐれ」 ぶう こころの俳句

昨日、今日と朝は涼しく、過ごしやすくなって来て、「さすが立秋を過ぎると・・・」などと思っていたら、リハビリが終わるころは、いつもの暑いなとの日でした。

今日のリハビリは、連休前だというのにリハ室はガラガラで、「どうしたのかな?」と心配していたら、時間が経つにつれ、いつものにぎやかなリハ室に・・・。

さぁて、いつものリハビリを・・・と思ったら、イケメン先生から地獄のような言葉が

「ぶうさん、体重測定をしましょう・・・」しまった、すっかり忘れてた 体重測定には心の準備がいるんです。詳しくは言えませんが、なるべく体重を軽くするための・・・。

そこで「今日は、朝食を3㌔、水を2リッター飲んできたから・・・」などの理由を付けて、体重測定を連休明けに延ばしてもらいました。

今日のリハビリは、だいぶ関節もやわらかくなり、身体の動きも良くなってきて、イケメン先生の「良いですねぇ」のお言葉を何回もいただきました。

今日のリハ室でのこと。

このブログに何回か出演している「E太郎」さんが、リハが終わって帰ろうとした時に、女性スタッフの方から「E太郎さん、お水を飲んでいったら」との声が、E太郎さんが、「良いよ、そんなに喉も乾いてないし」と言い帰ろうとしたら、女性スタッフの2人の方が、E太郎さんを引っ張って来て椅子に座らせて、お水を飲ませていました。

いくらお元気とはいえ、90歳超級のリハビラーの方ですし、それもお独りで住んでいる事が、ちゃんと頭に入っているスタッフの方ならではの、心温まる光景でした。

E太郎さんに、「ここに来ると、娘さんが沢山いて、いいですね。」と声をかけた時の、E太郎さんのはにかみながら、また嬉しそうな笑顔が印象的だった、今週の木曜リハでした。


今週の木曜リハ・・・暑中お見舞い申し上げます。

2012-08-02 14:09:16 | リハビリ

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皆様、暑中お見舞い申し上げます。

毎日、暑い日が続いていますが、皆様お変わりありませんか?

今日も朝から30℃を超える暑さの中、元気に行ってきました。途中の車窓から見える「富士山」も、夏特有のふじ色がかった姿を見せてくれていました。

連日の暑さに加え、ロンドンオリンピックの観戦で若干の寝不足気味の身体と、先週の金曜日から「ストレス性蕁麻疹」が出て、体調的にはイマイチも、気力充実で、リハビリをこなしてきました。今日は診察の日も兼ねていて、病院も夏休みになるので、薬も3週間分頂いて帰ってきました。

お陰様で(とんでもございません・・・←秘密の暗号です。)自分の感じている身体の動きとは別に、スムーズな体の動きに、イケメン先生からも「好いですね、凄い凄い」との、天に昇るようなお言葉もいただけました。

今日のリハビリ室は、「かまきんさん」というニックネームで、皆さんから色々な意味で親しまれている、リハビラーの方の一言で盛り上がりました。 その一言とは、「今日はリハビリが終わったら、海に行くんだ」それを聞いたスタッフの方が「海へ何しに行くの?」と聞くと「ピチピチギャルを見に行くんだよ」との答えに、リハビリ室の中はブーィングの嵐 「その言葉を発しただけで犯罪」だとか「カメラを持っていっちゃぁダメ」とか(笑)挙句の果てには、「かまきんさん」が逮捕された時のTV取材の練習をし始めたり・・・今日も和やか(?)なリハビリ室でした。

ちゃんと最後には、スタッフの方から「暑いから、気を付けてね」との温かい言葉に送られて、ニコニコしながら出かけて行った「今日のかまきんさん」でした。