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これで富山の山を極めるのじゃ

2024年08月28日 | 日記・雑記・ただの戯言

 北陸道を石川県から新潟方面に走ってると、右手に高い山々が見えます。それも凄く高い山ですが、いったい立山なんだか北アルプスだか妙高だかその辺詳しくないどころかさっぱりわからないレベル。

 それで、先日図書館でこういう本を見つけました。これを頭に入れておけば次に見た時には「あ、あれは!」と言えるのではないかと。自分で運転していなければスマホとかカーナビの地図を見ればよいのですが、それは無理なので。

 よく思うのですが、秋口にあの辺を走ると右手は全部真っ白い山々、そして左手はすぐ海。地元が富山の人ならいいのですが、ひと昔前なら関東や信州からお嫁に来たとか奉公で連れてこられた人は、かなり心理的に圧迫されたのではないでしょうか。

 何か辛いことがあって逃げ出したくなっても、平地なら歩いて野宿しながら行けばそこそこ移動できるし、里山程度なら越えられないこともないでしょうが、普段着だと確実に遭難するレベルの山々ですし。

 おまけに反対側は海で冬は荒れるでしょうから、泳ぐのはもちろん船で逃げるのも無理。そして東側の海岸線を行けば新潟との県境で親不知や子不知などの難所続き。西に行けば能登半島で結局海。

 そういう地理条件が富山県民の精神状況に与える影響というのを研究してる人もいるのでしょうが、結構関心あったりします。私の場合は出身が石川県の南端で平地だったし海岸線もなだらかだったし、何より国道8号が大阪まで続いてて普通に行き来してる人が多いというのも割と開放的というか圧迫感はなかったです。学生時代は京都からスクーターで帰ってきたという奴もいたし。何時間かかったか知りませんが。

 それはそうとして、地図で山を見るとこんな感じ。全部覚えるのは至難の業。そして富山の人たちは山を見てあれが立山だ、これが駒ヶ岳だとかわかるのでしょうか。ちなみに確実に富山の出身だという知り合いは二人しかいませんので、聞き取り調査するにしてもn数が少なすぎる気はします。

 

 なお、この本はそれぞれの山の特徴やお勧めのコース、具体的な行程をわかりやすく書いてある本で、ガチに登山する人のためのものです。私のようなものには「山景を見て知ったかぶりのできる本-富山県編-」というのがいいのでしょうね。そんな本あるかなあ。


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