昨日のテレビで、政府は今後起こる可能性の高い大地震に備えて、各家庭では三日分の食料や日常不可欠な必需品を備蓄するように、と発表していました。
我が家も非常時に備えて、段ボールの箱などに、様々の品物を保管しています。非常時の必需品チェック表などを元にして見ますと、ヘルメットは個々に色を決めて、懐中電灯は首から提げられるように紐を付けて、携帯ラジオは小型のものに電池の換えをくくり付けて、と言う様に、乾電池の換えも機種に応じて、購入年を表示して、年一度は、点検取り替えもしています。
意外なものに、ホイッスルというのがありました。自己の存在を知らせて援助を請う合図に役立つのですね。キャンプ用品は、そのまま直ぐに非常用になりました。重なる食器などは場所を取らず便利です。簡易トイレや簡易囲いの作り方やその覆い材料なども、一度準備すれば大丈夫です。
問題はそれらを何処に置くかですが、我が家は物置が二階建てになっていますので、一階の書庫の本は浸水時は諦めるとしても、海抜60㎝の土地ですから、緊急に必要になるもの以外は、水濡れも考慮して物置の一・二階に分けて揃えました。
家から逃げ出す時に必要なヘルメットや懐中電灯は、玄関脇の洋間の戸棚に入れてあります。他に小型のペンライトは、毎日の薬・絆創膏やホータイ等と共に枕元の箱に入れて置きます。
サッシ戸はいびつになったり、凍結して開かなくなることもありますから、洋間と座敷はサッシをやめて、どんなに凍った日でも必ず開く、戸車の付いた戸にしています。
問題は腐敗したり古くなると困る食料です。三日分ですから、量的にはあまり負担になりませんが、(インターネットで売っています)避難訓練の時に、よく作って配布される「水さえ入れれば食べられるようになる五目飯やご飯」が、インターネットでないと手に入らないのではなく、コンビニでも買えるようにして欲しいです。
以前に購入してあった乾パンを、賞味期限が来たので買い換えないとと思い、缶を開けて食べてみました。そのマズイこと!思わず吐き出してしまいした。
5年以上という年月を保障するには、バターなどは混入出来ないのは解りますが、それにしてもこんなに不味いものは、いくら代用食としても食べるのは無理そうです。毎日餌を求めて庭に来るヒヨドリに食べて貰おうと、何時もの餌置きの所においたのですが、何とヒヨドリも食べようとしないのです。
非常食のメーカーさん、この平常時の内に、食べて美味しい非常食を作って備蓄して下さい。ついでにお願いがあります。賞味期限でなく、消費期限をしっかりと示して欲しいです。私達高齢者はあの大戦の時、食べられるものは何でも食べて生きぬいて来ました。今更にヒヨドリよりも惨めな生活をしてきたのかと思い知りました。
不足だったのは、非常用のケータイ充電器、飲料水の補充(一日2~3㍑)と言えば、これは可成りの空間が必要です。工具としてロープ、バール、スコップ、のこぎり、車のジャッキとありしたが、これらも我が家では、物置と車庫に揃っていますが、マンションの人達はどうするのかと心配になります。マルチツール(ナイフ・栓抜き・缶切り・ドライバー・穴開け工具・毛抜き・ハサミなど一つにまとまっている)のように、もう少し兼用出来る簡易工具が欲しいところだと思いました。加えてマンション等は閉じ込められないように、地震が来たら直ぐにドアを開ける、という智慧も火の用心と同じように大切です。そんな心得も徹底されると良いと思います。
「万一」は私には関係無いとは思っていなくとも、メモに記した全てを備えるということは、なかなか大変です。その万一がもし、明日の私であったなら、矢張り途端に狼狽しますから、「飲み水が少しあれば、食べるものがくても暫くは何とかなる」としても、簡易トイレだけは必需品です。その処理法も考えて置かなければなりません。最も必要なものから整えていくのがベストでしょう。
良寛禅師が、大地震に逢った友人に宛てて書いた手紙が有名です。「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬる時節には、死ぬがよく候。是はこれ災難を逃るる妙法にて候」
ここまで心にゆとりを持って生きていけたら、自ずから幸せがついてくることでしょう。
我が家も非常時に備えて、段ボールの箱などに、様々の品物を保管しています。非常時の必需品チェック表などを元にして見ますと、ヘルメットは個々に色を決めて、懐中電灯は首から提げられるように紐を付けて、携帯ラジオは小型のものに電池の換えをくくり付けて、と言う様に、乾電池の換えも機種に応じて、購入年を表示して、年一度は、点検取り替えもしています。
意外なものに、ホイッスルというのがありました。自己の存在を知らせて援助を請う合図に役立つのですね。キャンプ用品は、そのまま直ぐに非常用になりました。重なる食器などは場所を取らず便利です。簡易トイレや簡易囲いの作り方やその覆い材料なども、一度準備すれば大丈夫です。
問題はそれらを何処に置くかですが、我が家は物置が二階建てになっていますので、一階の書庫の本は浸水時は諦めるとしても、海抜60㎝の土地ですから、緊急に必要になるもの以外は、水濡れも考慮して物置の一・二階に分けて揃えました。
家から逃げ出す時に必要なヘルメットや懐中電灯は、玄関脇の洋間の戸棚に入れてあります。他に小型のペンライトは、毎日の薬・絆創膏やホータイ等と共に枕元の箱に入れて置きます。
サッシ戸はいびつになったり、凍結して開かなくなることもありますから、洋間と座敷はサッシをやめて、どんなに凍った日でも必ず開く、戸車の付いた戸にしています。
問題は腐敗したり古くなると困る食料です。三日分ですから、量的にはあまり負担になりませんが、(インターネットで売っています)避難訓練の時に、よく作って配布される「水さえ入れれば食べられるようになる五目飯やご飯」が、インターネットでないと手に入らないのではなく、コンビニでも買えるようにして欲しいです。
以前に購入してあった乾パンを、賞味期限が来たので買い換えないとと思い、缶を開けて食べてみました。そのマズイこと!思わず吐き出してしまいした。
5年以上という年月を保障するには、バターなどは混入出来ないのは解りますが、それにしてもこんなに不味いものは、いくら代用食としても食べるのは無理そうです。毎日餌を求めて庭に来るヒヨドリに食べて貰おうと、何時もの餌置きの所においたのですが、何とヒヨドリも食べようとしないのです。
非常食のメーカーさん、この平常時の内に、食べて美味しい非常食を作って備蓄して下さい。ついでにお願いがあります。賞味期限でなく、消費期限をしっかりと示して欲しいです。私達高齢者はあの大戦の時、食べられるものは何でも食べて生きぬいて来ました。今更にヒヨドリよりも惨めな生活をしてきたのかと思い知りました。
不足だったのは、非常用のケータイ充電器、飲料水の補充(一日2~3㍑)と言えば、これは可成りの空間が必要です。工具としてロープ、バール、スコップ、のこぎり、車のジャッキとありしたが、これらも我が家では、物置と車庫に揃っていますが、マンションの人達はどうするのかと心配になります。マルチツール(ナイフ・栓抜き・缶切り・ドライバー・穴開け工具・毛抜き・ハサミなど一つにまとまっている)のように、もう少し兼用出来る簡易工具が欲しいところだと思いました。加えてマンション等は閉じ込められないように、地震が来たら直ぐにドアを開ける、という智慧も火の用心と同じように大切です。そんな心得も徹底されると良いと思います。
「万一」は私には関係無いとは思っていなくとも、メモに記した全てを備えるということは、なかなか大変です。その万一がもし、明日の私であったなら、矢張り途端に狼狽しますから、「飲み水が少しあれば、食べるものがくても暫くは何とかなる」としても、簡易トイレだけは必需品です。その処理法も考えて置かなければなりません。最も必要なものから整えていくのがベストでしょう。
良寛禅師が、大地震に逢った友人に宛てて書いた手紙が有名です。「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬる時節には、死ぬがよく候。是はこれ災難を逃るる妙法にて候」
ここまで心にゆとりを持って生きていけたら、自ずから幸せがついてくることでしょう。