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京都市バス、止まらぬ不祥事

2018年11月22日 | 京都のバス

ブザーを無視され、小学4年の男児が転倒した東山三条停留所



京都市交通局は21日、市バスのブザーを押して乗ろうとした小学4年生の男児(9)を無視して発車し、転倒したのに救助もしなかったとして、男性運転手(34)を停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。運転手は辞職した。市バスでは今年、客らへの暴言、運転中のスマートフォン操作が発覚。調査や指導を続けるなか、新たな不祥事が起きた。

 交通局や東山署によると、東山区の東山三条停留所で8日午前8時20分ごろ、扉が閉まった瞬間、男児が近づいてブザーを押した。運転手は乗車の意思を示したことに気づいたが、発車。男児はブザーを押し続けながら並走し、数メートル先で縁石につまずいて転んだ。転倒に気づいたが、止まらず声もかけなかった。男児は足を打撲した。

 目撃した50代男性が110番通報。運転手と上司はこの日、自宅を訪れて男児と両親に謝罪した。

朝日新聞 2018年11月22日03時00分

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乗車しようとした小4転倒、救護せず発車 市バス運転手を停職

2018年11月22日 | 京都のバス

京都市バス(資料写真)



京都市交通局は21日、市バスに乗車しようとして転倒した小学4年の男児を救護しなかったとして男性運転手(34)を停職6カ月の懲戒処分にした。運転手は同日付で依願退職した。

 同局によると、運転手は11月8日午前8時20分ごろ、東山区の東山三条バス停で、市バスの入り口の扉を閉めた際、男児が扉の横のブザーを押して乗車の意思を伝えたにもかかわらず発車させた。男児は歩道で転倒したが、運転手はそのまま走り去った。男児は足を打撲する軽傷だった。運転手は「朝のラッシュ時で運行が遅れており、次のバスに乗ってほしかった」と釈明したという。

 通行人が東山署に通報し、同局が調査した。
運転手と上司が男児と両親に謝罪したという

【 2018年11月21日 京都新聞】

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