年末、何かと忙しいですね~。
年の瀬、とは良くいったもので、最後の追い込みという感じなのかよくわかりませんが、気がせわしくなります
ただ、ドタバタ仕事はようやく一息つき、久々に畑に行きました。
その目的は畑の様子を見るということもそうですが、野菜の収穫のためです。
久々の畑では、「日本ホウレン草・やまと」が大きく育っていました
しかも、最近はとても寒くて大霜も何回か降りたので、これは間違いなく糖度が上がっている状態です
そして肉厚で美味しそう~
この「日本ホウレン草・やまと」ですが、子供の名前が「やまと」なので、この種を見つけてからもう何年も作っています。
日本ホウレン草とうたわれいますが、在来種ではなく交配種で、何年も前に育て始めた頃はギザギザ種で和種っぽかったのですが、「蒔きやすいように」と品種改良されて、今は丸種になっています。
ただ、市販のホウレン草と違って、茎が長く葉がギザギザして少なめなのですが、肉厚で甘くて美味しいのです
特に赤く太い茎が果物レベルで甘い
今時の子供は、「ホウレン草の茎が赤い」なんていう事は知らないでしょうが、私が子供の頃は、まだホウレン草の茎は赤かったのは、品種改良がそれほどされていなかったのかもしれませんね~。
もちろん、食べたらとっても美味しく、子供達も『美味い』と煉獄さんばりの大きな声で叫びながら食べてくれました。
特に赤い茎はフルーツ並の甘さなんですよ~
ホウレン草はこんな感じで路地で作って霜に当たると、凍らないよう糖度を上げて美味しくなるのですが、他の野菜はそうはいきません。
今夏、頑張って水を撒いて育てた黒田五寸人参。
「人参の王様」と農家さんが言う昔ながらの美味しい人参です
人参は葉っぱがまだ青々していて天ぷらにして食べれるほどでしたが、霜が来てからはこんな感じです。
もう葉っぱは駄目で、過食分のいわゆる人参部分は土の中でほぼ冬眠状態に入ります。
まあ、土の中なので問題無いのですが、地方に少し出ているところに土をかけて、寒さで傷まないようにしてあげます。
そして一番、寒さに弱いのが春菊。
大霜が何回も来たので、あっという間にこんなになってしまいました
でも、今年は寒くなるのが遅かったので、12月2週目まで収穫し続ける事ができて重宝しました
大霜が12月頭になっても来ない年なんて、初めてで農家さん達と「こんなの初めてだよな~」と言っていたのですけどね。
こちらはスナップエンドウ。
ちょっと昔の品種なので霜に弱いのです
多分、1~2割は春まで持たずにやられてしまうでしょう。。。
スナップ753が本当は良かったのですが、種が手に入らなかったのです。
農家さんは大体スナップ753を使っています。
グリーンピースとの掛け合わせ品種で寒さに強いんですよ。
そういったものを使わないと、この地域は冬は寒すぎてなかなか難しい地域でもあるのです。
こちらはニラです。
ニラは葉っぱが枯れても根っこが残っているから大丈夫
また、春からお世話になりま~す
その他、大根も引っこ抜きましたが、これまた寒さでやられてしまうので、そろそろ終わりですね。
畑さん、今年も沢山の収穫物を有り難う
寒さの中、頑張って育ってくれる野菜も有り難う