半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

卒業式

2019年03月15日 | 素敵な空間・イベント
今日は長男の卒業式でした

橋賀台幼稚園の卒園式はウルウルでしたが、小学校の卒業式はどちらかというと、普通のイベントの1つ、という感じでした。

というのも、長男自身が「別にみんなとこのままだし」という反応で、特別感が全く無いのです

まあ、確かにそんなもので、小学校から中学校にそのまま上がって、友達も9割変わらない、という学区なので、言われてみればそんなものかも。

「中学校ってどんなところだろう」ぐらいな気持ちは私も卒業式の時はありましたが、確かにそれほど感傷的にはなっていなかったことを思い出しました

過去、放課後子ども教室のコーディネーターや学校評議員として出させて頂いた卒業式では、「さようなら」という言葉を何回も言っている間に、泣き出す女の子がいたり、担任の先生からはなむけの言葉の時間があって、その時に先生がつい感傷的になって言葉が詰まる、なんて場面があったのですが、そういった時はこちらもウルルときました。

でも、そういった事があまりないと、こちらもそれほどウルルとはしないものですね

どちらかというと、「まあ、6年間、無事に大けがや大病をせずに通えてよかったね」という感じです。

日赤病院にある「あすなろ学級」の子達は、いつ日赤に出れるかわからない子もいます。
なかには、「将来の夢」という卒業の時に書かされる夢自体を書けない、みんなが当たり前と思っている大人になるということさえ出来るかわからない子ども達がいます。

また、不登校の子も実際にいるわけです。

そう思うと、「6年間、無事に通えてよかったね」と思うのです

ちなみに、卒業式自体というと、少しずつ変わっていって、例えば、卒業証書を授与した後、そのまま着席するはずだったのが、今年はいったん壇上の上で立ち止まり、証書を見開いてこちら側に見せる、という場面がありました。

私は卒業したよ、という事を示すためなのでしょうが、多分、親御さんへのシャッターチャンスサービスなんでしょうね

また、その間、ずっとピアノの生演奏が続いていて、静かな授与式ではなく、BGMがあっての卒業授与式でした。

あと思った事は、「やっぱり写真とビデオが多いな~」という事。

これは橋賀台幼稚園の時に、「保護者の方、写真を撮るのではなく、是非、気持ちを込めて拍手をしてあげてください」と言われて、確かにその通りだと思って、入園、卒業式はほとんどの人が拍手をしていました。

一方、小学校への入学式の8割の人が子ども達が入場する時に拍手をしない。
つまり、スマフォやビデオでひたすら我が子を追いかけているのです

卒業式も同じで、拍手をしている人は2割ぐらいだったでしょうか?

いや、気持ちはわかりますが、せめて入場の時ぐらい拍手しようよ、と思うのです。

まあ、旦那さんが仕事で立ち会えないからビデオに撮っておいて、という依頼もあるのでしょうし、人それぞれ、家それぞれでしょうが、個人的には6年生にもなると写真やビデオを撮っても、あとで見返すということが幼稚園の頃に比べればほとんどなくなったのでね

最後に、うちの小学校は校舎の周りをあえてぐるりと回って校門の外に出るまで、在校生が道を作ってくれて手を出してタッチをしながら見送る、という伝統があるのです。

今年から3年生は出なくなったので、4年生、5年生の2学年が見送ってくれたのですが、あれはいいですね

そして、校門の外に出た後も、みんなでじゃれあったり、先生の周りにたむろしたり。

何だかこちらも微笑ましくなってしまいました

これで6年間終わり。

何事もなくこのまま中学生になるのでしょう。

その当たり前が有難い。

6年間、お世話になりました


p。s いつもお世話になっているママ友さんが「放課後子ども教室を今まで有難うございました、というのと、ご卒業おめでとう、ということも含めて」ということで、なんとシフォンケーキをプレゼントしてくれました

びっくり

こんなことをさらりと出来る人って、素敵ですよね~

人を喜ばせてくれる素敵な方がお友達にいて、良かったな~


コメント
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