半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

今年のたくあん

2018年12月22日 | 農的体験・生活
今年のたくあん、漬けました

たくあんって、実は干すのが面倒で、また水が上がりにくいこともあったのですが、高柳さんの所で生漬け、つまり干さずに生のまま漬けてしまうやり方を知ってから、ここ2~3年は生漬けをしていました

生漬けって、水がすぐあがるし、ある意味、腐りにくいというかカビにくいので、結構、管理が楽なんですよね

ただ、今年はお友達から「あなたと健康」の東城先生の本のレシピをわざわざコピーしてくれた人がいたので、久々に干してみました

団地のベランダに、大根を干します。
葉っぱつきの方が良く水が抜けるので、葉っぱつけたまま干します。
横にする場合もあるけど、今回はこのように縦で干しました。


1週間ぐらいでこんな感じ。もう葉っぱはパリパリ。小さい大根はシワシワのはヨボヨボです


たくあんで一番面倒なのは大根を洗って干すまで。

干しさえすれば、漬け込みは1時間もかかりません。

大根の重さに対して、一定割合の塩と糠を混ぜて樽の底に敷き詰め、順番に干した大根を詰めていきます。

唐辛子と私は切り昆布を入れていますが、本当はミカンや柿の皮などを干したものを入れると美味し。


交互に大根をしきつめ、その都度、糠やとうがらしを振って、最後に大根の葉をしきつめます。
これが蓋の役割にもなります。


その上にまた糠を振って、中蓋の上を載せ、重しを大根の倍ぐらい載せたらOKです


以前、水が上がってこずに困った事があったのですが、今回もらったレシピを見たら、糠の量が多い場合、そういったことがあるので、その場合は「塩水をコップ1杯入れて呼び水にする」という知恵が書いてありました。なるほど

今回は大根の量が少なく、かつ1週間干して結構カピカピに水分が飛んでいたので、最初から塩水を入れました。
そして、大根の倍の重しをしたから、これできちんと水が上がるはず、です

梅干し、味噌、たくあんなど、昔の手作り食品は、作ってみると案外簡単で、誰でも出来るもの。
かつ、売っているものでまともなものはほとんど無いのが現状。

ということで、こういった手間はかかるように思えて、実は買うより作った方がよっぽど良いものは、是非作るべきだと思います。
しかも、生活も豊かになりますしね
コメント
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