amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

CdSとPhotoTr いじってみた-2 

2021年05月24日 | electro_craft
長くなるので頁を改めました。

さて,7502の方ですが,前頁同様に,抵抗を差し替えて試してみました。
EU等ではCdSはカドミウムを使っており有害だということで,使用が禁止され,これが内蔵された製品も輸出できなくなっております。その代わりにこのフォトトランジスタはCdSの置き換えられているとのこと。


470kΩ


300kΩ


220kΩ


120kΩ


100kΩ


68kΩ


47kΩ


22kΩ


10kΩ。ン?ここだけ動作が違います。

当たり前といえば当たり前ですが,CdSと同様に使えるってことが確認出来ました。面白くともなんともない!!


前のペ-ジの表を掲げておきます。

なお,数値をいろいろと入れ替えて,変化を見ています。


以上が,暗反応。


あかるいとき動作させる場合はどうか?
表の下の値です。
CdSの場合。

470kΩ


330kΩ。ここまでは暗くてもうっすらLEDは点灯します。


120kΩ


このあたりは,Vbeが0.8Vあたりになるのですが,変化はなかった。


途中端折りました。47kΩ。

PhotoTrの場合


470kΩ。暗いときは点灯しません。


120kΩ。


100kΩ


22kΩ


10kΩ

と,まあPTrはCdSとの置き換えは簡単にできそうですね。


適正な抵抗値は,0.65Vを基準に動作させるときのVbeの値が大きいところを探ればよろしいようです。

気になったのは,PTrの指向性。
真上に光がある場合はうまく反応しますが,軸がずれると反応が鈍くなります。

デスクライトは上。ふたはセンサーの手前,かぶせてはありませんが,センサーを横に曲げただけで,LEDは暗くなります。


すれすれまでかぶせると消灯。
CdSよりは指向性が鋭いように感じました。

専門の方には当たり前かも知れませんが,簡単な回路で,明と暗両方の動作が確認出来るのは,とても面白かったです。実際使うには可変抵抗を使うと個体差に対応できそうです。・・・・でも,何も作る予定がない!!
BE間の電圧も測ってみると良かったかな?

なお,LEDは1W(Vf2.7V)の取り外し品で,22Ωで電流制限。
もっとパワーのあるLEDではC1815をダーリントン接続すればよろしいかと思います。

コメント (2)

CdSとPhotoTr いじってみた

2021年05月24日 | electro_craft
しばらくPIRセンサーで遊んでいたのですが,ジャンク箱から得体の知れないLED様のものが出てきました。
たぶんフォトトランジスタではないかと思いますが,ちょうど良いので,CdSとともに動作を確認してみます。

出てきたのが右側のこれ。基板について足が数ミリしかなかったので,足をつけました。
いろいろ調べたら,形状からたぶんNJL7502Lではないかと思われます。大昔ライトレースのおもちゃを作ろうと思ったとき買ったのでは??

とりあえずは,CdSから。暗くなると同さするのと,明るくなると同さする回路の両方チェックしてみます。


回路としてはこんなでしょうか。ま,分圧抵抗は可変式にすれば感度調節になりますね。
Dark ONとして,図にあるような計算式で,TrがONするVbe(0.65V)を分圧抵抗を算出すると,67Kと出ました。この値を軸に考えます。

それからCdSはどこから入手したものか良く和からないのですが,ざっと調べると。

作業デスクの上では1.2kΩ程度。ふたをかぶせて,

1.2MΩとなりました。机上の明るさは1000~800LX程度


以下,抵抗を10kΩ~470kΩまでブレッドボードに差し込んでだらだらと実験を重ねました。


470kΩ


300kΩ


220kΩ


100kΩ


68kΩ


47kΩ


22kΩ


10kΩ

あんれまぁ・・・・・・
みんな動作しちゃいました。そこでエクセルで式を書いて色々と数値を弄って確認。

CdSで,上が暗on,下が明onです。
上の表の通り,それぞれの値で動作しちゃうんですね。
適正値は,暗on時の電圧を見ればよろしいのかな?

・・・・あとは後ほど


コメント