Con Gas, Sin Hielo

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今年の4館(2021)

2021年12月30日 11時42分08秒 | 映画(2021)
緊急事態宣言の中身が変遷し、映画館が休館を余儀なくされることはなくなったものの、世界は昨年に引き続いて感染症パニックに見舞われ、公開が延期されたり配信のみの対応になったりする作品が相次いだ。その一方でようやく劇場公開に辿り着いた作品も徐々に出始め、映画館ビジネスはこれから新しい生き方を探ることになる。個人的には、時間に余裕がなかったことに加え、出かけないことが日常になってしまったことから、昨年よりも観た作品、行った映画館ともに減少する結果に。

TOHOシネマズ海老名(神奈川)15回

政府がデフレ脱却を唱えて久しいが、収入が上がる前にあらゆる物価が急激に上がりつつある。レイトショー料金は1,400円になり、毎月14日のTOHOシネマズデイが廃止され水曜日に男女問わず1,200円となるTOHOウェンズデーを新設。社会人にとってはあまりメリットがなく、シニアになるまで待つしかないかといった感じ。

イオンシネマ海老名(神奈川)5回

日本発のシネコンとも呼ばれるAC海老名は、ずっと料金据え置きの庶民的映画館でもある。一般料金は200円、レイトショーや曜日割引(月曜日)もTOHOより100円安く、更にイオングループで展開するG.Gキャンペーンにより55歳以上は1,100円均一で観られる。さすがに最新の設備というわけにはいかないが、安かろう悪かろうなんてことはまったくなく、タイミングさえ合えばこちらを使うことが増えることが容易に想像できる。

イオンシネマ新利府(宮城)1回
TOHOシネマズららぽーと横浜(神奈川)1回

シリーズ第1作の「キングスマン」を観たのがMOVIX利府だった。大きな商業施設エリアの中に独立した建物が建っていた(と記憶)が、わざわざ来る必要があったせいか、あまり繁盛しているようには見えなかった。MOVIXが閉館し、近隣に新しくできたのが巨大なイオンモール新利府である。その3階に入っているAC新利府で観たのが偶然にも「キングスマン:ファーストエージェント」であった。同じフロアには屋内型アミューズメントやフードコートなどが立地し、ものすごい賑わいを見せていた。際立つ明暗に現代の厳しさを感じずにはいられない。
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