忙しい仕事&仕事の毎日でしたが・・・この日だけは譲れないっ!!
課長に「他の日は何時まででも残業しますから、この日だけは有休ください!!」と頼み込んでもらった休み。
だって、☆組公演なんだもん。涼さんやれみちゃんに会えるのはこれが最後なんだもん
宝塚歌劇 星組公演 『ダンサ・セレナータ』/『Celebrity』 2012.8.2(木) 13:30開演 東京宝塚劇場
『ダンサ・セレナータ』
イサアク 柚希礼音
モニカ 夢咲ねね
ジョゼ 涼 紫央
アンジェリータ 白華れみ
ルイス 真風涼帆
アンジェロ 十輝いりす
ホアキン 紅ゆずる
クラブダンサーのイサアクと、そのダンスパートナーになったモニカ。モニカとその兄・アンジェロは移民でアンジェロは密かに革命に関わっている。それを追う秘密警察のホアキンはイサアクに近づき・・・
イサアク/柚希さん
柚希さんがダンサーの役、と聞いていたのでとても楽しみでした
う~~~ん。本当にダンスシーンが満載で、柚希さんの本領発揮!!という感じ。
でも・・・このイサアク、ダンスにすべてを賭けている男。ゆえにかなりな“俺様”でワンマン、エゴイスト(?)
クラブのトップダンサー・アンジェリータと過去につきあっていたらしく、アンジェリータ曰く
「優しいつもり?でもその優しさは自分の範囲内だけ。結局あんたは自分にしか興味がないのよ。だからあんたに惚れた女はボロボロになる」「別れてよかった」とか、言われてるし
そのイサアクが、偶然出会ったモニカを新しい次のショーのパートナーに、と思い、なにかと入れ込んでいくのは、やっぱりダンスを通じて心を惹かれだしているからなんでしょうが・・・
モニカは、どうだったんだろう?
私的にはあんまり好きになれないかも(おまえに聞いてないよ)
革命とか、秘密警察とか、軍の上層部とか、かなりハードなお話も盛り込まれているのですが、
イマイチ男社会的過ぎて、私には理解ができませんでした・・・(おばか)
それでも、本当はずっとモニカと踊っていたいと思っていたイサアクが、モニカを助けて国に帰そうとするのは、真実の愛だからでしょうか?
モニカ/ねねちゃん
ちょっと黒塗りなのは、南国生まれってこと?
あいかわらずスタイルいいなぁ。
友達のオーディションの付き添ってきたのに、代わりにイサアクに認められてクラブダンサーになるモニカ。
二人が踊っている姿を見ていたら『ブエノスアイレスの風』を思い出した・・・(あ、そうか、これも正塚作品だった
)
アンジェリータ/れみちゃん
・・・オトナな女だなぁ。そして、ダンスのプロ。
イサアクのことは、別れても一番よく理解している(ある種の愛情はまだ残ってる?)感じがしました。
怪我をしても「足が折れても踊るわよ!」だなんて、なんて男前なセリフ。
れみちゃんにしかできない役だなぁ。
ジョゼ/涼さん
クラブのバーテンダー。アンジェリータを想ってる
控え目で献身的で包容力があって・・・イサアクとは正反対!?なキャラだから・・・最終的にはアンジェリータと結ばれてよかったなぁ、と。
それに最後はイサアクとモニカを結びつけてくれるのも、このジョゼ。
穏やかな癒し系のジョゼ(=涼さん)とイメージぴったりです。
ホアキン/紅さん
金髪&オールバック。・・・最初、紅さんだって分からなかったっ!!
前作の『オーシャンズ』に次ぐ悪役(?)ですが・・・すごい!!似合っていたし、柚希さんと対峙する姿がすごく互角(?)「それが仕事だよ」・・・クールなセリフが板についてきた!?(笑)
・・・なんか、紅さんすごく上手くなってる(お歌も含めて
)
アンジェロ/十輝さん
個人的にですが・・・このところずっと宙組DVDの中で観てきた十輝さんなので・・・☆組の舞台にいるのがすごく不思議な感覚
やっぱり・・・
デカい背が高い。そして、なんか・・・濃い(笑)
存在感のある演技もいい。これからが楽しみです。
しかし・・・話の流れとしては革命は失敗だったのね・・・そして彼は刑務所へ逆戻りしてしまったんですね・・・ううう。
ルイス/真風さん
身分違いの恋人と駆け落ちするイサアクのダンサー仲間・ルイス。
彼って・・・お笑い担当・・・???
真剣なんだけどやっぱり情けなく、コミカルでヘタレた真風さん・・・これも一種のイメージキャラなのかな?
駆け落ちに失敗してクラブに戻ってきた時の反応が面白かったです。
すごく甘いマスクの素敵な方(優しいイメージ)だからかな~いつもこんな役だよね
そろそろバリっとしたカッコいい男役さんで観てみたい気も・・・
踊ることがすべて、の“ダンスばか”のようなイサアク。
モニカをダンスに誘う、というより引きずり込む時のあの強引なキスも、心から湧き上がる感情でというより
身体が勝手に動いてそれしか伝える方法がないかのようなキス。
男っぽい荒々しさが似合ってるなぁ。
ホアキンとの殴り合いのさなかに「惚れたのか?」と問われて「それを確かめてるところだ」と応えるイサアク・・・ある意味ニブいのか?不器用だなぁ。
でも、この“不器用さ”が“男の美学”につながるのかしら、と思ったり。
ラストシーンは、何年後かに・・・取り壊される寸前のクラブで再会するイサアクとモニカ。
それもジョゼの粋な計らいで。
「もうひとりで踊るな」・・・
きゃ~~~っ!!この言葉って、イサアクの最大の告白だよね。うふふ。
長くなったので、続きます!?