このライブのお知らせがFCから届いた時、お知らせの文面を何度も読み返して、“もしかして?”とドキドキしながら期待に胸をふくらませました。
だって“・・・彼が今まで演じてきた舞台や自身の楽曲、などを・・・”とあったから。
・・・これって・・・
そしてまさにその通り!!
待ち望んでいたアッキーの舞台曲満載のライブ
ああ・・・こんなに幸せな時間を過ごせるなんて
『HOUSE!』~The STB139 Presents special one day!~
2009.9.6(日) 16:00開演 六本木スイートベイジル STB139
中川晃教 (ピアノ 上村貴子)
舞台の中央に置かれたグランドピアノ。
うわっ~!?弾き語りなんだ、と思った瞬間からもう心拍数は倍速モード。
しかも私の席からは、真っ直ぐにピアノを弾くアッキーが一望できる・・・
・・・アッキー登場!!
全身黒衣装!?ノースリーブから伸びる両腕が白く、なおかつ思いのほか、たくましくて・・・ちょっとドキっ
(はい、腕フェチですから
)
気になっていた髪は、そのまんま阿久津?の金髪ロン毛!?でも、きれいにセットされていてカッコよかったな。
「『HOUSE』は僕の家でもあり、みなさんが集まる家でもあります!」と始まり、
ピアノを弾きながらの即興曲「HOUSE」?
そして、ピアノを弾いてくださる“たかちゃん”という女性登場。
アッキーは、譜面台の前に立って・・・
「僕が初めて出会ったミュージカルは・・・」と。
みんなが『モーツァルト!』と言いかけたところへ、「ぶーっ」
正解は小学生の時に見た『ミス・サイゴン』だそうで(初演だよね?)
その後は、アッキーの出演したミュージカル舞台から順を追って?
『モーツァルト!』『PURE LOVE』『キャンディード』『SHIROH』『OUR HOUSE』『女信長』『himself』・・・(あらら?『Tommy』だけがない・・・
)
私はアッキーのすべてのミュージカルを観たわけではないので、題名がわからない曲もあったけれど、こんなふうにアッキーの生歌声で聴くことができて、うれしかったです。
『M!』からは正攻法で(?)
「僕こそ音楽」
『M!』の舞台でのアッキーはどちらかというと、苦悩の表情が多いのに・・・うれしそうに歌ってたなぁ・・・そう、まさにあなたこそ音楽!!
・・・ああ、もう一度!あの自由奔放なアッキーヴォルフに会いたい・・・
『PURE LOVE』からは
「サンクチュアリ」
“聖域”という意味なんだそうです。なかなか衝撃的な歌詞でした。
『キャンディード』の曲は、ちょっとオペラ風?
これはアッキーにとって“試練”の舞台だったそう。
そして・・・『SHIROH』!!
実は、娘その2と二人で、もしも『SHIROH』の中から1曲歌ってくれるとしたら、どれだろう?とかなり悩んでいました
(私たちが悩んでどうする?)
だってね~どれもこれも劇的すぎるからね~
シローの絶叫から始まる「さらば神よ」あたりもテンション上がるけど、内容が内容だしな・・・
まさか「はらいそ」じゃ暗過ぎるしね・・・
で、きっと「人のツバサ」か「dance」?とは思っていたけど・・・とにかく、どれもこれもセリフが多いし・・・と思っていたら
「人のツバサ」しかも、まさかのセリフ入り!!
・・・お蜜さんもゼンザもマツちゃんも、全部アッキーが演じてくれました(笑)
しかもセリフの前に必ず役名を入れてくれるのが、もう、おかしくって!!
・・・本当に楽しかった~めちゃくちゃ笑いながら聴きました。(まさか、『SHIROH』の曲を笑いながら聴こうとは・・・
)
『OUR HOUSE』からも1曲。
この舞台で“黒髪短髪16歳”のアッキーに出会わなければ・・・たぶん今、私はこんなにアッキーを好きにはなっていなかった・・・
(しかし・・・曲はほとんど記憶にないんですよ、これが)
そして、『Tommy』が来るかと思いきや・・・
最新舞台の『女信長』から
「Desert Rose」
「僕は、拾われたんです」・・・アッキーは笑いながら静かに言ってたけど・・・“拾われた”って・・・
アッキーの胸の内を思うと、なんだか胸がしめつけられて、胃が痛んだ・・・
でも堂々と歌い上げて清々しいアッキーの顔を見た時、アッキーはやっぱり舞台でも輝く人だと確信しました。
アッキーの笑顔・・・可愛かったなぁ。
『himself』からは、なんと☆
「Go to Heaven」
きゃ~~っ!!ずっとずっと、すっごく聴きたかった!!
アッキーのちょっと、いやかなりアブナイ、イっちゃってる恋心が・・・超ドラマチック!!
そして、あとに続く
「Without You Girl」
・・・アッキーの情熱と切ない想いが胸にしみる・・・
気づいたら、涙が頬をつたってきて・・・私の心はいつまでも震えていました
どの曲も歌う前に、アッキーは身体を折り曲げて“その役”が降りてくるのを待つようにしていました。
本当の舞台なら、流れがあってその流れの中、ずっとその役を演じているわけだから、その緊張感がキープできるけれど・・・こうしてそれぞれの舞台から切り取ったように役に入り込んで歌うということが、どれほどたいへんな作業なのか・・・
その曲ごとに、その役が憑依するかのように全身全霊で歌ってくれたアッキー。
舞台好きのファンとしては、こんなライブをずっとずっと期待していたけれど、それがどんなにたいへんなことで、それをこうして実現してくれたアッキーに・・・心から感謝!!
いつかは自作のミュージカルを・・・と
自分でピアノを弾きながらの
「チャイナ・ガール」
ナレーション入りのショートストーリー仕立てで、これってミニライブアクト!?
何度も聴いているはずなのに、より深みのある曲に思えてきて・・・ああ、こうやって成長していくような感覚ってすごい!
ここからはアンコール?
「ツァラトゥストラはかく語りき」
ピアノの演奏は聴いたことのある有名なあの曲です。
そのあとのアッキーの歌は即興???
う~ん、なんでこれ?よくわからん・・・
「Oh People」
ラストに向かうに従って、アッキーは“阿久津仕様”(?)なんだかすっごく盛り上がって、アッキーは客席にいろいろ問いかけ始め・・・
♪I Love You~とオザキを一節歌ってくれたり、ノリノリで
本当に楽しいライブでした。
アッキーの笑顔、アッキーの歌声、全部が最高
いつかまた必ず!舞台で歌うアッキーに会いたいです!!