私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2016年5月14日(土)石巻雲雀野埋め立て地

2016年05月14日 | 石巻雲雀地区
■2016/5/14(土)10:04-12:33【天気】晴れ時々曇り
【場所】雲雀野埋め立て地
【種名】オカヨシガモ♂♀,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,キンクロハジロ,スズガモ,カワウ,オオメダイチドリ夏羽1,コチドリ,セイタカシギ1,チュウシャクシギ1,アカアシシギ夏羽1,キアシシギ+,ソリハシシギ1,キョウジョシギ4,トウネン++,ハマシギ+,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ヒバリ,スズメ(8科22種)
【メモ】金華山沖から帰港して,今度はいつものように雲雀野でシギチを観察をした。結果的にはサルハマシギもツバメチドリももういなかったが,それなりにいろいろと出た。はじめに浚渫池の北岸を車から見ていくと,岸でセイタカシギが採餌していた。車の窓からだが,これはかなり近い。後部座席に寝転んでいる500mmを取り出して,運転席の窓を三脚代わりにして,連写したが,あとから見ると近すぎるのと逆光でコントラストが弱く,細かいところまで写っていなかった。それから,少し前に行って車を降り,キアシシギやトウネン夏羽をしばらく撮影し,セイタカシギも近寄ってきたのを見ていた。トウネンはゴカイらしきものを食べ,セイタカシギは小さい巻き貝を食べていた。それから,コチドリなど間近で見ながら,いつもの南岸に行ってトウネン,キアシ,キョウジョ,ハマシギなど見ていた。カモ類はまだけっこういて,オカヨシガモのペアがしきりに逆立ちして採餌していた。防波堤沿いに見ていくと,K先生がいらっしゃたtので一緒に見ることにした。そのうち,金華山沖に同行していただいたS氏から,オオメダイの夏羽とアカアシシギがいるという情報が入り,一緒に見に行くことにした。池にアカアシシギとチュウシャクシギがいたが,オオメダイはいないので,浚渫池に行くと完全な赤色ではないが,オオメダイがいたのでとてもうれしかった。鳥の海でずっと以前に幼鳥と成鳥の群れを見て以来だったので,しばらく見ていた。それから,車に戻って,岸辺を見ながら行くと今度は,目の前にアカアシシギがいて,そっと車から降りて,500mmで10分以上目の前で採餌していたのを撮影した。これもやはりゴカイを食べていた。蒲生では飛んでるところしか見られなかったので,こんなに近くで夏羽が見られてラッキーだった。
今日は,とりあえずアホウドリを2羽見られたし,収穫は大だった。ツバメチドリは震災前の2008/5/6(火)にここで見ている。(記録参照)
【写真】
  
■セイタカシギ
  
■採餌するトウネン夏羽(3枚目)。
  
■トウネン夏羽とキョウジョシギ♂夏羽
  
■ハマシギ夏羽/コチドリ
  
■キアシシギ夏羽
  
■オオメダイチドリ夏羽(第1回?)
  
■アカアシシギ夏羽
  
■参考2008年5月6日(火)にこの場所で観察した個体


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