私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2010年12月19日(日)仙台湾クルーズ

2010年12月19日 | 金華山沖・仙台湾
■2010/12/19(日)12:38-14:00【天気】快晴
【場所】仙台湾(M.S.きそ仙台湾クルーズ)
【種名】ユリカモメ++,オオセグロカモメ+,シロカモメ第1回冬羽1,カモメ+,ウミネコ++,ミツユビカモメ+(1科6種)
【メモ】仙台湾のカモメ,海ガモ類を観察したいと思い,フェリーに乗った。出港してから40分花渕浜沖(38.2368N,141.1104E)からミツユビカモメが現れ始め,大高森沖(38.2191N,141.2023E)では見える範囲での最大個体数28を観察した。この海域は,ウミネコ,オオセグロカモメも多かった。フェリーは13:38田代島や網地島が見える辺り(38.2049N,141.2855E)でUターンし,仙台港に向かった。田代島沖には,カモメ類の大群が遠望できたが,種類はわからない。おそらくウミネコやオオセグロカモメだろう。ここで,シロカモメ第1回冬羽1羽とミツユビカモメ成鳥冬羽1羽がフェリーに接近し,ミツユビカモメはレーダー辺りでホバリングし,止まる感じだったが,結局飛んで行ってしまった。近くの海上にはユリカモメ,ウミネコの大群が浮かんでいた。その後は数は少ないものの,ミツユビカモメが時々観察できた。
 以前,苫小牧からフェリーで帰ってくる時,この海域でミツユビカモメを見たことがあったし,また岩沼沖でも海上にミツユビカモメを見たことがあったので,冬季は仙台湾にミツユビカモメがいるということなのだろう。今回のクルーズでは,トータルすると50羽以上は観察できた。
【写真】
  
■仙台港を出港/ミツユビカモメ。背景は石巻工業港。/シロカモメ。進行方向からデッキの上の近くを低空で飛んできたので逆光でピントも合わなかった。
  
■フェリーに近づいてきたミツユビカモメ/ウミネコとユリカモメ。ユリカモメはけっこう海岸部にいる印象だったが,かなり沖にもいた。


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