私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと自力でオオジシギとタシギの成鳥を見つけた。

2009年4月18日(土)・19日(日) 鳥の海、新田(続き)

2009年05月06日 | 鳥の海
【写真】
  
■カワセミ♂(2/22の写真)/ミユビシギとハマシギの冬羽から夏羽へ。4月18日に時点ではまだ冬羽が優勢だが,一羽一羽見ていくと,その変化がよく分かって楽しい。
  
■オオソリハシシギの群れがやっと出てきた干潟に舞い降りて採餌を始めた。同じ干潟にカモメ類に混じってシロカモメ第1回冬羽がいた。シロカモメ成鳥も秋口から5月にかけて時々観察できる。
  
■干潟で採餌するオオソリハシシギ♂夏羽/オオソリハシシギ♂冬羽から夏羽移行個体/オオソリハシシギ♂夏羽
  
■確かにオオソリである。以前,キリアイが嘴を上に反らせた写真を撮影したが,これはかなり変な感じだ。/オオソリ♂夏羽,♂夏羽移行個体,そして嘴が長くかなり大きい成鳥♀夏羽
  
■広場のサクラを背景に飛ぶハマシギとミユビシギの群れ/浜のシロチドリ夏羽♀/駐車場近くの水たまりで水浴びするコチドリ成鳥♂
 
■18日の帰り,自動車道工事中の新田の水路付近でマヒワ38羽の群れに出会う。/マヒワ成鳥夏羽♀ 18日はここまで


  
■右初列風切りの骨が翼角付近で折れたホイグリン系カモメ。以前は完全に下垂状態だったが,この日見たところでは,浮いた状態でも初列が下がっておらず,また,100mくらいは飛べる状態になっていた(かなり折れ曲がるが)。ただし,今の状態では強風や波浪の中を飛ぶことはできないし,急旋回等もできる状態ではないので,しばらくは鳥の海で養生が必要だろう。/ウミネコとホイグリン系カモメ夏羽。見たとおり,ウミネコの背の色よりは薄いが,セグロカモメのような薄さではない。以前鳥の海で見たホイグリンカモメはウミネコとほぼ同じ背の濃さだった。
  
■ユリカモメ成鳥夏羽/ユリカモメ成鳥夏羽だが,頭に若干まばらに冬羽が残った状態の個体。/休息するユリカモメの群れ
  
■メダイチドリ夏羽/防波堤にユリカモメやオオセグロカモメ,ウミネコの群れに混じってホイグリン系カモメ成鳥夏羽が3羽いた。近寄って撮影したかったが,前にオオソリ,ハマシギ,ミユビシギ,メダイの群れが通せんぼをしているので,この写真だけでしばらく双眼鏡で動くのを待って背の色と足の色を確認していた。
  
■防波堤上のオオソリハシシギ,ハマシギ,ミユビシギの群れ。潮が引いて採餌ができる状態になるまで防波堤で休憩する。とにかくいろいろな動きや鳥同士の関係がおもしろい。
  
■とにかくたくさんいるミユビシギとハマシギ/昨日に引き続き滞在していたらしく,シギチを見ているとシロカモメがこちらに向かって飛んできた。
  
■マヒワ成鳥♂夏羽。♀との違いは一目瞭然である。
  
■ノビタキ♂


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