私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2023年5月3日(金)鳥の海

2023年05月29日 | 鳥の海

■2023年5月3日(金)8:29-10:22【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ、ヨシガモ♂♀、スズガモ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ4、シロチドリ3、メダイチドリ8、チュウシャクシギ、キアシシギ13、ミユビシギ1、ハマシギ55、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、オオヨシキリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(17科31種)
【メモ】5月連休2回目の鳥の海。最近ではあまり見ないユリカモメの夏羽が1羽いた。ユリカモメの夏羽と言えば蒲生ではよく見られたが、かなり前、ズグロカモメの越冬を蒲生で観察していた時には、ズグロカモメがまず、頭が黒くなり、ついでユリカモメが胸のあたりがピンク色になりつつ、頭が黒くなるのを見ることができた。今日のユリカモメは完全な夏羽ではなかった。干潟には、チュウシャク、キアシ、ハマシギに混じって、1羽冬羽のミユビシギがいたが、かつての鳥の海と言えば、ミユビシギの夏羽の大群が見られたが、最近は、本当に姿が見えない。やはり、シギチは年々、種類、個体数共に減少しているようだ。干潟のシギチを一通り見て、漁港に戻って、いつも必ず見ている船揚げ場に行くと、何と夏羽のアカエリカイツブリが、船揚げ場でまったりとしていた。けがをしているのかもしれないと近寄って見ると、どっこいしょという感じで立ち上がり、よちよち歩いて水に入り、体をブルブルして、あとはゆったり浮かんで、そのうち潜って餌を採り始めたので、どうやら大丈夫なようだった。アカエリカイツブリをスマホで撮影できるくらいの距離で見たのは初めてだった。
【写真】
  
チュウシャクシギ、キアシシギ、ユリカモメ/チュウシャクシギ
  
ユリカモメ夏羽/キアシシギ
  
ハマシギ/ミユビシギ冬羽/シロチドリ
  
アカエリカイツブリ夏羽
  
アカエリカイツブリ夏羽/コチドリ/チュウシャクシギ

ヨシガモとハマシギ、メダイチドリ


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