私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2009年11月初旬 伊豆沼・内沼

2009年11月09日 | 伊豆沼・内沼
■2009/11月初旬【天気】晴れ
【場所】伊豆沼,内沼,2工区,3工区
【種名】ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,コハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,キジ,オオバン,タゲリ,ハマシギ,タシギ,ウミネコ,ユリカモメ,キジバト,カワセミ,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,ノビタキ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科40種)
【メモ】獅子鼻の干潟にオオヒシクイの群れが入っていた。水辺のタシギやタゲリ,ハマシギの群れがいて,しばらく双眼鏡で見ていた。土手の近くの木でカワセミがしきりに鳴いていた。撮影しようと思ったが,カラ類のように枝から枝へちょこまか動き回って,結局いい写真は撮れなかった。まるでシジュウカラみたいに行動していたのは初めて見た。内沼浄土で恒例のハマシギのアップの写真を撮った。内沼のハマシギは1月頃まで観察したことがある。2工区に行くために戻り,土手を走ってガンの大群を見て回ったが,いっぱいいすぎて捜す気になれず,いつも通り車の両サイドから肉眼で見える範囲で捜したが,特に何もいなかった。そのうち,すぐ近くにタゲリの群れがいたので,幼鳥がいないか捜したが,やっと1羽だけそれらしきものを見つることができた。
【写真】
  
■獅子鼻の干潟で休息するオオヒシクイの群れ。水辺にはハマシギ,タゲリ,タシギがいた。
  
  
  
  
  
■内沼浄土のハマシギ。毎年秋も深まる頃,オナガガモの群れに混じって水辺で採餌したり,背眠したりしてる。人をあまり恐れず,すぐ寝る。この写真はArthur Morris ”BEAUTIFUL BEACHCOMBERS SHOREBIRDS”NORTHWORD1998に掲載されていたものを見てから,ここで毎年撮影しているもの。原著はBlack-billed Ploverだが,背眠している(目は開いているが)姿のアップがとても絵になっていて美しい。肩羽や雨覆いのまるで鱗粉のような細かな何色もの艶がまた美しい。遠くで見てもハマシギの冬羽などあまり感激もしないが,ごく近くで見ると羽毛の美しさに感動してしまうだ。
  
  
  
  
  
■タゲリ成鳥の採餌。2工区
  
■タゲリの幼羽と思われる個体/マガンの群れ/ノスリ成鳥


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