私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2009年度ハヤブサの繁殖観察 PART1

2009年09月23日 | 観察図鑑
■2009年度ハヤブサの繁殖観察 PART1
【場所】広瀬川
【種名】ハヤブサ(1科1種)
【メモ】今年度は3羽のヒナが誕生した。写真は抱卵開始日と思われる日(前日までは抱卵していなかったので)から,ヒナ誕生から約1.5週目までの観察記録である。なお,チョウゲンボウは今年も繁殖しなかった。今年度は,土日祝日が比較的休みが取れたので,1週間に1回は最低来ることができた。ヒナは成長が早く,1週間も違えば「別人」ならぬ「別鳥」になる。次のPART2では顔つきも変わり,白いヒナの羽毛の下にはすでに茶黒褐色の若鳥の羽毛が生えている。毎年観察していると,少しずついろいろな事が自分なりにわかってくるのは楽しいことだ。この場所は大学時代から観察しているので,もう30年目ということになる。ハヤブサが繁殖するようになったのは,それほど昔ではなく,最初はチョウゲンボウが複数番い(3番いくらいだったか),その後ハヤブサ1番いとチョウゲンボウ1番いが共存(とは言ってもハヤブサが常にプレッシャーをかけていたが)し,最後はチョウゲンボウが繁殖を諦めて,ハヤブサだけがここで毎年繁殖するようになった。
【写真】写真は右サイドメニューの観察記録写真に掲載


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