■2009/9/9(水)8:15-13:55【天気】曇りのち晴れ
【場所】石巻雲雀地区
【種名】カワウ+(運河),ミサゴ1,トビ+,キジ♂1,ハジロコチドリ1,メダイチドリ28,ムナグロ1,キョウジョシギ5,トウネン250+,ウズラシギ1,コオバシギ2,ミユビシギ5,コモンシギ1,キリアイ1,キアシシギ1,イソシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス(11科23種)
【メモ】夏季休暇最後の1日を石巻で過ごした。前2回とも遅く来たので,ハジロコチドリを2回とも見られなかったので,早起きして最初に蒲生によって足輪キアシを見て,サギのコロニー経由で石巻にきた。8時ちょっと過ぎで曇っていたが,満潮らしくトウネンの群れは南側の砂地にいた。そこでしばらく足下のトウネンを見て,ムナグロを撮影し,防波堤の方に歩いていったら干潟にハジロコチドリ,メダイ,ウズラシギがいた。やはり朝早いと(8時では速くはないが),鳥もいる。干潟は全然出ていなかったので,トウネン島の方へ歩いていくと,そこへトウネンが大挙してやってきた。キリアイも混じっている。この段階では150羽ほどだったが,また大群がやってきて,カウントでは250羽を越えていた。何しろ狭いところにごちゃごちゃいる。キリアイも島の真ん中辺りで背眠している。ヨロネンを探したが見あたらなかった。それでもしばらく見ていると,座っている土手のすぐ近くに2羽のシギチが飛んできた。普通は岸とかトウネン島におりるのだが,土手におりるというのはただ者ではない。近かったので肉眼でも確認できたが,どう見てもコモンシギだった。もう1羽は岸におりたコオバシギだった。コモンシギは,どんどん餌を探しながらちょこまか動いてはこちらの方にやってきたが,近づいて初めて人がいるのに気づいた感じで,ぱっと飛んで目の前のトウネン島の岩に止まり,そこから降りて,トウネンとちょっとの間一緒にいたが,すぐ今度は南側の土手にやってきて,採餌を始めた。動きが速いので,ISO200で曇りで不安だったが,撮影した。最終的にさよならをするまで300ファイル以上撮影した。シベリアオオハシシギの時は久々にみた大物だったのにたった4枚しか撮れなかったからだ。コモンシギの採餌行動を見ると,何を探しているのかよく分からなかったが,草地で丸くて小さな黒いものを咥えていた。岸でも木の朽ちた下からそれと同じようなものを探し出して食べていたが,よく分からない。コモンシギは干潟にも入るようだが,今日見た分には1回も水や干潟には入らなかった。もっぱら乾いた草地や土手の法面で採餌していた。携帯で関係者3名にすぐ電話したが,結局,コモンシギはコオバシギとペアで,土手を北の方にのこのこ歩いて行ったきり戻ってこなかった。北側の草地に入ったのかも知れなかった。ハヤブサも飛ばなかったので,海へ出た可能性は低かった。それからトウネンたちも干潟が出てきて南側に移動したのでいつもの場所に移動した。そのうち,Sさん,T支部長さん,それに最初に電話したK先生もやってきたが,結局,コモンシギに出会うことはできなかったのは残念だった。石巻雲雀地区の埋め立て地は,だいぶ環境が変化したとはいえ,まだまだ楽しめそうだった。ヨロネンは結局見間違いで,次回に期待ということにして帰宅した。来週からしばらく仕事がハードで,土日は仕事に出ないと,月曜日から暮らせない状態だったので。
【写真】
■ムナグロ幼羽(しばらく逗留していると思われる個体)
■ハジロコチドリ幼羽の飛翔。ハジロの翼帯部分がよく分かる。
■トウネン島のトウネン幼羽。これも長逗留と思われるキリアイ幼羽1羽が混じる
■トウネン島のトウネンを見ていたら,見ている土手の横に飛んできたコモンシギ幼羽。撮影写真は右サイドメニューを参照。
■石をひっくり返すキョウジョシギ幼羽/ミユビシギ幼羽から第1回冬羽移行個体
■ウズラシギ成鳥夏羽後期
■ハジロコチドリ幼羽
■キリアイ幼羽。水中の嘴を撮影してみた。
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】石巻雲雀地区
【種名】カワウ+(運河),ミサゴ1,トビ+,キジ♂1,ハジロコチドリ1,メダイチドリ28,ムナグロ1,キョウジョシギ5,トウネン250+,ウズラシギ1,コオバシギ2,ミユビシギ5,コモンシギ1,キリアイ1,キアシシギ1,イソシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス(11科23種)
【メモ】夏季休暇最後の1日を石巻で過ごした。前2回とも遅く来たので,ハジロコチドリを2回とも見られなかったので,早起きして最初に蒲生によって足輪キアシを見て,サギのコロニー経由で石巻にきた。8時ちょっと過ぎで曇っていたが,満潮らしくトウネンの群れは南側の砂地にいた。そこでしばらく足下のトウネンを見て,ムナグロを撮影し,防波堤の方に歩いていったら干潟にハジロコチドリ,メダイ,ウズラシギがいた。やはり朝早いと(8時では速くはないが),鳥もいる。干潟は全然出ていなかったので,トウネン島の方へ歩いていくと,そこへトウネンが大挙してやってきた。キリアイも混じっている。この段階では150羽ほどだったが,また大群がやってきて,カウントでは250羽を越えていた。何しろ狭いところにごちゃごちゃいる。キリアイも島の真ん中辺りで背眠している。ヨロネンを探したが見あたらなかった。それでもしばらく見ていると,座っている土手のすぐ近くに2羽のシギチが飛んできた。普通は岸とかトウネン島におりるのだが,土手におりるというのはただ者ではない。近かったので肉眼でも確認できたが,どう見てもコモンシギだった。もう1羽は岸におりたコオバシギだった。コモンシギは,どんどん餌を探しながらちょこまか動いてはこちらの方にやってきたが,近づいて初めて人がいるのに気づいた感じで,ぱっと飛んで目の前のトウネン島の岩に止まり,そこから降りて,トウネンとちょっとの間一緒にいたが,すぐ今度は南側の土手にやってきて,採餌を始めた。動きが速いので,ISO200で曇りで不安だったが,撮影した。最終的にさよならをするまで300ファイル以上撮影した。シベリアオオハシシギの時は久々にみた大物だったのにたった4枚しか撮れなかったからだ。コモンシギの採餌行動を見ると,何を探しているのかよく分からなかったが,草地で丸くて小さな黒いものを咥えていた。岸でも木の朽ちた下からそれと同じようなものを探し出して食べていたが,よく分からない。コモンシギは干潟にも入るようだが,今日見た分には1回も水や干潟には入らなかった。もっぱら乾いた草地や土手の法面で採餌していた。携帯で関係者3名にすぐ電話したが,結局,コモンシギはコオバシギとペアで,土手を北の方にのこのこ歩いて行ったきり戻ってこなかった。北側の草地に入ったのかも知れなかった。ハヤブサも飛ばなかったので,海へ出た可能性は低かった。それからトウネンたちも干潟が出てきて南側に移動したのでいつもの場所に移動した。そのうち,Sさん,T支部長さん,それに最初に電話したK先生もやってきたが,結局,コモンシギに出会うことはできなかったのは残念だった。石巻雲雀地区の埋め立て地は,だいぶ環境が変化したとはいえ,まだまだ楽しめそうだった。ヨロネンは結局見間違いで,次回に期待ということにして帰宅した。来週からしばらく仕事がハードで,土日は仕事に出ないと,月曜日から暮らせない状態だったので。
【写真】
■ムナグロ幼羽(しばらく逗留していると思われる個体)
■ハジロコチドリ幼羽の飛翔。ハジロの翼帯部分がよく分かる。
■トウネン島のトウネン幼羽。これも長逗留と思われるキリアイ幼羽1羽が混じる
■トウネン島のトウネンを見ていたら,見ている土手の横に飛んできたコモンシギ幼羽。撮影写真は右サイドメニューを参照。
■石をひっくり返すキョウジョシギ幼羽/ミユビシギ幼羽から第1回冬羽移行個体
■ウズラシギ成鳥夏羽後期
■ハジロコチドリ幼羽
■キリアイ幼羽。水中の嘴を撮影してみた。
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.