私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2005年9月10日(土)蒲生海岸

2005年09月11日 | 蒲生海岸
■2005/9/10(土)6:00-7:00【天気】晴れ オナガガモ,コガモ飛来
【場所】蒲生干潟,海岸,七北田川河口,サギのコロニー
【種名】カイツブリ18(成鳥が中心),ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,ミサゴ2,トビ,シロチドリ4,トウネン幼羽4,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ幼羽2+,イソシギ幼羽1,ソリハシシギ幼羽1,オオソリハシシギ幼羽1,ホウロクシギ幼羽1,オオセグロカモメ,ウミネコ,ユリカモメ1,キジバト,ヒバリ,ツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(16科27種)
【備考】サギのコロニーはほとんど巣立っている状態だった。干潟は満潮に向かっていて到着時は奥まで干潟が出ていたが7時頃には見えなくなった。シギチは種類数はまあまあだが個体数となると群れが全くない状態で,これは今年の傾向のような気がする。海岸を松林まで歩いて戻るところでIさんにお会いした。それから河口近くまで来たときに葦原の方からホウロクシギが飛んできた。以前蕪栗沼でホウロクシギが何度も旋回しながらピピピピと鳴きながら飛んでいたが,これも同じ鳴き声だった。腰は比較的白く見えたが,ダイシャクのようなはっきりした白さではない。カモ類はコガモとオナガガモが観察できた。


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2005年9月7日(水)鳥の海・長谷釜

2005年09月11日 | 鳥の海
■2005/9/7(水)15:15-16:30【天気】台風
【場所】鳥の海,周辺田圃,長谷釜
【種名】ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,コチドリ幼羽2,トウネン幼羽22,キリアイ幼羽3,クサシギ幼羽3,タカブシギ幼羽9,イソシギ幼羽6,ソリハシシギ幼羽4,タシギ成鳥62+,オオセグロカモメ,ウミネコ(6科17種)
【備考】台風の影響で鳥の海内は大波だった。カモメ類もほとんど飛んでおらず,オオセグロカモメの若鳥がかろうじて2羽ほど飛んでいた。海岸で正体不明の大型の黒茶色の鳥が飛んでいたが,結局写真も撮れなかったので不明のままだった。長谷釜と空港近くの休耕田に複数の種類のシギがいた。タシギだがこれが,長谷釜と空港の中間地点の田圃に大量にいた。ちょうどミズアオイその他の水草をはらって,草が乾燥している場所で,最初は遠くから見てムクドリがたくさんいると思い,車で畦道を通り過ぎようとしたら,一斉に飛び立った。それがムクドリではなくタシギで,東上空を旋回しているときまずカウントし,それからぐるっと回って西からこちらへ近づいてきた。双眼鏡でカウントしながら見ていたのがぐんぐん大きくなってきて,目の前を「ぐわーっ」という感じで通り過ぎていく。まるで回転木馬ならぬ回転タシギという隊形で,肉眼でかなりよく見えた。こういうときに限ってレンズを車の中においているのだが,十分な見応えがあった。9月の初旬ではあるが,田圃はまだまだシギチがいるようだった。


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