(冒頭写真は、昨日郷里から届いた「みかん」と「すだち」。)
これらの贈り主は、本エッセイ集内に時折登場する、郷里の我が叔母の“さっちゃん”です。
昨年も、ちょうど今頃同じく「みかん」と「すだち」をお贈りいただいています。
さっちゃんとは、昨夏7月に郷里を訪れた際にお会いしているのだが。
我が幼少の頃より時折お会いしている人物なのだが、昨夏に郷里のさっちゃん宅を訪問させていただいて以降、急激に親しくなったと言えよう。
今年の春頃電話にてさっちゃんとお話した際には、何と!! 2時間程の長電話になるほどに会話が弾んだ。
何と申しますか、血は争えないというのか、とにかく頭の回転速度がやたらと一致していると言うのか、終わりなき会話となったものだ。
本日も、お中元のお礼の会話をしたのだが。
これからご主人の付き添いで病院へ行かれるとの事で、長話は遠慮させていただいた。
私の左膝に挿入されている針金除去手術が終わって完全回復した暁には、再び郷里のさっちゃん宅を訪れ。 今度は、実母の永代供養墓地である5番札所「地蔵寺」までさっちゃんにお供頂いて、実母生前のご挨拶に行く予定でいる。
さて、話題をさっちゃんからお届け頂いた「お中元品」に戻そう。
みかんに関しては今の時代は全国各地で「ハウスミカン」が栽培されていて、季節を問わずその風味を味わうことが可能となっているようだが。
私が郷里にいた頃は、夏にみかんを食する習慣は無かった。
みかんと言えば冬に味わうのが通常であり、どこの家庭でも(ん?うちだけか??)冬場が来ると段ボール一杯のみかんを購入して、家族皆で食したとのことだったのであろう。
そんな私は、昨夏さっちゃんから「冷蔵ハウスミカン」を贈っていただいたのが、それとの初めての出会いだった。
これが、何とも甘く美味なこと!!
しかも冷蔵保存のため日持ちもして、昨夏も9月頃まで楽しませて頂いた。
片や 「すだち」に関しては、今になっても全国でも徳島のみの名産品であり続けている様子だ。
今回、さっちゃんからお送り頂いた「すだち」の中に挿入されていた説明書から、以下に引用させていただこう。
すだちは歴史が古く、一説には万葉の昔から阿波(徳島)で栽培が継承されている香酸柑橘です。 特産品として今も全国の皆様に愛用されています。
南国の太陽、清らかな水、黒潮の香りに育てられたすだちを、清々しい味覚として食卓へお届けしています。
これだけの量を東京で購入したら、一体如何程の値段になるのだろう?!?!
たまにスーパーでも見かけるが、5個ほどが安くて200円程度で販売されているだろうか??
この私も それを購入する機会はある。 やはり、あの味が懐かしくて…
「レモン」は元より、「カボス」や「だいだい」などとも全く別物のあの風味を味わいたくなるんだなあ…
何と言っても、「絞って使う」のが一番一般的だろう。
焼き魚や冷や奴、 すだち酎も美味だなあ!! (今夜はすだち酎を堪能するぞ!!!)
この「すだち」も昔は、晩夏頃から出回り始めて秋の特産品だった記憶があるが。
今となっては7月に既に大量に出回っている様子だし、保存手段によれば 冬まで持たせることも可能となっているようだ。
さっちゃん、今年の夏も嬉し懐かしいお中元をお届け頂きまして 誠にありがとうございました!!
亭主共々、今夏も美味しく味わわせて頂きます!