ここのところ、原左都子は“地獄を見せられて”ばかりいる…
私自身のモデルナ社製第3回コロナワクチン接種後の2日連続39℃超え発熱に関しては、本日になって腰痛も収まり、やっと地獄から這い上がれた感覚だが。
私が高熱で地獄を彷徨っている間に、ロシア軍はウクライナ首都キエフに侵攻し激しい戦闘を繰り広げ、市街地でも200人近くの死者を出し、推定10万人が自宅から退避したとの報道だ。
ロシア側は一旦「停戦」の協議に応じる構えを見せながらも、「ウクライナ側が協議を拒否した」と主張してさらに攻撃を強め、現ウクライナ政権の転覆を目指す構えのようだ。 (朝日新聞記事を参照したもの。)
朝日新聞2022.02.25付 別記事より、更にロシアのウクライナ侵攻に関する情報を引用しよう。
ロシアのプーチン大統領は東部ドネツク、ルガンスク両州独立を一方的に承認。いずれの「共和国」も親ロシアの分離主義者が実効支配する地域で、プーチン大統領は24日未明にウクライナでの軍事作戦の開始を宣言し、侵攻に踏み切った。 日本や欧米諸国は激しい経済政策等で応じる構え。
この地域では2014年からウクライナ軍と新ロ反政府勢力との内紛が続いてきた。 EUとの貿易促進など、経済協力を強化するための協定調印を棚上げ。 これに対し、新欧米派の民衆らが強く反発してデモを繰り広げて治安部隊と衝突。 政権がデモを力で抑え込もうとしたことで反対運動が激化。 最終的にはヤヌコヴィッチ大統領がロシアへ逃亡し、政治は崩壊に追い込まれた。
革命に「報復」ともいうべき反応を示したのがロシアだった。 ウクライナ南部や東部はもともとロシア語を話す住民が多い地域。 (途中大幅略)
ロシアにとって、ウクライナは欧州との緩衝地帯ともいうべき地政学的な位置にあり、ウクライナのNATO加盟はロシアの「レッドライン」とされる。
(以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)
話題を大きく変えよう。
私は、数年前よりウクライナのキエフバレエ団のファンでもある。
当該写真は、2017.7月に娘と共にキエフバレエ団の舞台公演を見に行った際のパンフレットの写真だが。
その際に本エッセイ集にて鑑賞エッセイを記載・公開している故に、その一部を以下に要約引用させていただこう。
数多くの世界的スター・ダンサーを生み出してきたウクライナの名門劇場 キエフ・バレエは、2000年初頭頃より毎年日本公演を実施しているようだ。
そのキエフバレエが、今夏は我が家に程近いホールにまで公演にやって来るというではないか!
事前予約によりラッキーにも1階の舞台上手(かみて)が観賞出来る左寄りの比較的前席をゲットできて、公演当日を迎えた。
学校が夏季休暇に入っていることもあり、おそらく大勢の子供連れ客で賑わっているものと思いきや。 意外と、(私も含めて?)高齢者客が多いのに意表を突かれた。 それもそのはず。 今回のキエフバレエは、チャイコフスキー3大バレエ「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」よりハイライト場面を凝縮した舞台である。
チャイコフスキーの音楽もスタンダードナンバーばかりで誰でも耳にしたことがあろうし、バレエ自体もコールドバレエ中心の“分かり易い”人気の場面が中心だ。
今回のキエフバレエ公演の一番の特徴は、ゲストとして日本人ダンサーの二山治雄氏と長澤美絵氏をソリストとして迎え入れていた事だろう。
そのキエフバレエが、今夏は我が家に程近いホールにまで公演にやって来るというではないか!
事前予約によりラッキーにも1階の舞台上手(かみて)が観賞出来る左寄りの比較的前席をゲットできて、公演当日を迎えた。
学校が夏季休暇に入っていることもあり、おそらく大勢の子供連れ客で賑わっているものと思いきや。 意外と、(私も含めて?)高齢者客が多いのに意表を突かれた。 それもそのはず。 今回のキエフバレエは、チャイコフスキー3大バレエ「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」よりハイライト場面を凝縮した舞台である。
チャイコフスキーの音楽もスタンダードナンバーばかりで誰でも耳にしたことがあろうし、バレエ自体もコールドバレエ中心の“分かり易い”人気の場面が中心だ。
今回のキエフバレエ公演の一番の特徴は、ゲストとして日本人ダンサーの二山治雄氏と長澤美絵氏をソリストとして迎え入れていた事だろう。
(途中大幅略)
何はともあれ世界的に著名な諸外国のバレエ団が日本に上陸し国内各地で公演を実施してくれる事とは、子どもにバレエを習わせているご家庭や一般庶民バレエファンにとっても願ってもないことだろう。
しかも今回のバレエ公演の場合、観賞料金が実に安価なのも特徴だった。
そもそもキエフクラシックバレエ団体とは、元々「未来ある子供達に本物の芸術に触れて欲しい」との願いのもと、ロシアバレエの著名な演出家や指導者、指揮者などにより創設されたとのことだ。
そのようなキエフバレエ団体の趣旨と、日本国内のバレエファン及びバレエを見たいと欲する庶民間に共通の認識があってこそ、このような安価観賞料にてのバレエ公演が成立するのだろう。
しかも今回のバレエ公演の場合、観賞料金が実に安価なのも特徴だった。
そもそもキエフクラシックバレエ団体とは、元々「未来ある子供達に本物の芸術に触れて欲しい」との願いのもと、ロシアバレエの著名な演出家や指導者、指揮者などにより創設されたとのことだ。
そのようなキエフバレエ団体の趣旨と、日本国内のバレエファン及びバレエを見たいと欲する庶民間に共通の認識があってこそ、このような安価観賞料にてのバレエ公演が成立するのだろう。
(以上、2017.07公開のキエフバレエ団に関する我がエッセイバックナンバーの一部を引用したもの。)
残念ながら、その後しばらく年月が経過してコロナ禍に突入した後に、キエフバレエ団の日本国内活動も縮小しているようだ。
それにしてもクラシックバレエをはじめ、素晴らしい芸術の都であるはずのウクライナ首都キエフへの軍事侵攻を、いとも容易く強行したプーチン政権。
実際、キエフの芸術家たちの未来を断ち切ったも同然の惨さだ!!
こんな貴重な文化財産を容赦なく攻撃するそのプーチン政権のポリシーの程は、一体何処にあるのだろう???
自らのプーチン政権維持に囚われるあまり、正気では無くなったとしか考えられない恐ろしい現状なのだが…