原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「寝落ちSMS」、私もよくやらかすなあ…

2022年02月07日 | 医学・医療・介護
 2022.02.05付朝日新聞「天声人語」は、「寝落ち」がテーマだった。


 この「寝落ち」との言葉自体は聞いたことはあるものの、私はかなり誤解して解釈していたようだ。


 早速、上記「天声人語」の「寝落ち」がテーマの記述の一部を、以下に引用しよう。

 睡眠に詳しい筑波大学の桜井武教授に尋ねると、私たちの脳は就寝中に自らのメンテナンスをしているらしい。 「眠っている時には重要な記憶を残し、必要のないものを削除しているということ。パソコン上にいらないファイルが増えたら邪魔ですよね。」
 脳は覚醒中に大量の情報を処理する。 英単語を暗記したり、数式を覚えたり。 それが睡眠時には一転して異なる働きのモードに。 記憶を選んで固定化し、新たな学習の準備をするという。 (中略)
 誰でも人生の3分の1は寝て過ごす。 その長き眠りの中の私を、私は知らない。
 最近では、恋人が寝落ちするまでスマホ会話を交わす「寝落ちもしもし」と言った新語があるそうだ。 再び桜井教授に尋ねると、「寝落ちは睡眠負債がたまっている証拠。いいことではない。」  受験生も、愛をささやく恋人たちも、寝不足にはご注意を。

 (以上、朝日新聞「天声人語」より一部を引用したもの。)



 原左都子の私事及び私見に入ろう。

 私も高齢域に達して以降、睡眠の質が悪い人間だが。

 その身にして、寝つきはよい。
 おそらく数時間前まで酒をたしなんでいるお陰であろうと、自分では解釈している。 
 この寝つきの良さこそが我が身体の良好さを物語るものだと、自分では解釈して喜んでいたのだが。
 上記桜井教授によれば、「寝落ちは睡眠負債がたまっている証拠。いいことではない。」、とのこと。

 ただ、我が寝つきの良さは例外的ではないかと、反論したい気もする。

 若き頃には寝つきが悪い時期もあり、私自身の感覚としてはこれこそが身体的ダメージを受ける感覚があった。
 特に仕事に励んでいた頃には、とにかく早めに寝入って朝は元気に目覚めたい願望が強かった。

 高齢域に達した今では、たとえ夜中の睡眠の質が悪くとも昼間特段重要な案件を抱えている訳ではなく、マイペースで過ごせるため。
 私の場合は、寝入りがよいのがベストの感覚すらある。


 最後に、表題に戻すと。

 「寝落ちSMS」、これ快感だ。😁 
 これがある日は、特に良質で気持ちの良い眠入りをもたらしてくれる。


 昨夜の「寝落ち」を語るならば。

 昨日のエッセイ内で綴った「確定申告・マイナンバーパスワード」問題を抱えている身にして、「寝落ちSMS」のお蔭で“寝落ち”自体は良かったものの。 
 やはり夜中にその「確定申告」問題がぶり返して、夢うつつに「確定申告」で頭が堂々巡りしてしまい、極めて眠りの質が悪かったなあ。


 そう言いつつも。

 本日午後には税務署へ出向き、パスワード問題解決と共に。
 税務署内の確定申告作成室にて「確定申告」を実行して、提出してくる予定だ。