(写真は、2007年夏に家族3人で出かけたエジプト・ギザのピラミッド付近で撮影したラクダの写真。 参考だが、当「原左都子エッセイ集」は2007.09 開設のため、エジプト・ギリシャ旅行に関しては本格的に旅行記として綴り公開していない。 今後、機会があれば公開したいものだ。)
日本全国の皆様、猛暑お見舞い申し上げます。
特に本日は北海道佐呂間町にて5月としては国内最高の39,5℃を記録したとの事、くれぐれも熱中症予防に励まれますように。
この季節外れの猛暑も3日目ともなると、多少身体が暑さに慣れてきたようだが。
実はこの私も一昨日の金曜日には「熱中症」ではないか? との自己診断を下さざるを得ないような体調不良に悩まされた。 それでも水分補給と適度な休養を重ねるうちに何とか持ち直し、その後厳しい暑さに身体が順応している様子だ。
そんな中この猛暑が我が脳裏に、2007年夏に家族で出かけた「エジプト・ギリシャ・(地中海クルーズ)旅行」を思い起こされせてくれた。
何と言っても、我が人生に於ける最高の「猛暑経験」とは、この「エジプト・ギリシャ・(地中海クルーズ)旅行」をおいて他に無いであろう。
(何故、地中海クルーズがカッコ付になっているかに関して解説するならば。 あまりの厳し過ぎる猛暑、及び食べ物が口に合わない等々の理由で、当時12歳と若輩だった娘が“下痢”と当時の持病39℃を超過する“不明熱”に襲われてしまったのだ! やむを得ずギリシャのホテルにて2日間安静にさせる措置を取ったため、地中海クルーズは一家で権利放棄措置を取り、行きそびれてしまった… )
とにもかくにも、エジプトもギリシャも想像を絶する猛暑だった。(気温にすると、連日40度を超えていたのではあるまいか??) 我が娘のみならず、高齢者の中にも体調不良を引き起こす旅行者が発生した様子だった。 この私とて帰国後は体重が3kg減少、とのダメージを受けたものだ。
ただ概して旅行とはそれを実行している最中は厳しい環境下にあれども、後で思い起こすにすべての光景や映像が実に感慨深いものだ。 それが病みつきになり、旅行好き人種は旅行を繰り返すのだろう。
冒頭写真にてエジプト現地のラクダを紹介したため、このラクダに関して説明を加えておこう。
これらラクダはギザのピラミッド観光客を狙い、“乗馬”ならぬ“乗ラクダ”目的で現地のラクダ使い氏達が飼育しているようだ。
娘は怖がって“乗ラクダ”しなかったのだが、私と亭主は果敢にもそれに乗った!
これが想像以上にラクダの背中が高いのだ!! 写真をご覧頂いてもお分かりの通り、おそらく地上3メートルの高さだ。 命綱も何もない状態で、これに乗らねばならない。
乗る時にはラクダが前足を下して座ってくれるのだが、立ち上がる際には一気だ! 地上に振り落とされてしまったものならば、頭を強打して日本への帰国がままならないことも十分に想像が付く。 どれ程力づくでラクダのコブにしがみついたものか!
結果としては、奇跡的に振り落とされることなく生還が叶ったものの…
我が国日本とは異なり、特に(先進国ではない)海外旅行先とは観光客の安全面をまったく度外視している観光地が存在する事実を初めて体験したものだ。
そのほぼ1年後に、私は知人美術家女性の恩恵でインド個人旅行へも出かける機会を得た。(参考だが、このインド旅行は10月実施だったため、季節的に最高に心地よい時期だった。)
その際に今度はゾウに乗ったのだが、ここではエジプトよりも安全面では配慮があったのに助けられた。 ゾウの上にちゃんと身を委ねられるロープが張られていたのに、どれ程安堵したことか。
ところが別の関門が我々に襲い掛かるではないか! ゾウ使い男性が始終我々の方を振り返りつつ、英語にて「チップ出せ!」「チップ出せ!」の脅迫連呼なのだ! (おそらくインド旅行にて同じくゾウに乗った方々はご経験されているだろうが… )
そのチップを渡さずして、我々はゾウから降ろしてもらえない程のプレッシャーがゾウライディング中ずっと続いたものだ。 (さっさとチップを渡しておけばよかったのだが、案内係よりの「チップを渡すと癖になるから絶対に渡すな!」との指導が前もってあったのだ… )
いえいえチップなど安価なものだが、とにもかくにも、せっかくのゾウライディングこそをゆったりと楽しませてもらいたかったのが本音だ。
ただこれとて、後で振り返ると貴重な我が旅の思い出の1ページである。
最後に、今回のまとまりのない我がエッセイを振り返らせて頂くならば。
連日の猛暑が我が脳裏にもたらしたのは…
エジプトでのラクダの思い出と、インドでのゾウの思い出だったと言う訳だ。
いやいや、いいじゃないですか! こんな思い出は季節外れの猛暑にでも接しない限り振り返る事の無い、我が過去の旅がもたらしてくれた貴重な光景に他ならないだろう。
本日は、読者の皆様には我がくだらないエッセイにお付き合い下さいました事をお詫び申し上げると同時に、感謝申し上げます!
日本全国の皆様、猛暑お見舞い申し上げます。
特に本日は北海道佐呂間町にて5月としては国内最高の39,5℃を記録したとの事、くれぐれも熱中症予防に励まれますように。
この季節外れの猛暑も3日目ともなると、多少身体が暑さに慣れてきたようだが。
実はこの私も一昨日の金曜日には「熱中症」ではないか? との自己診断を下さざるを得ないような体調不良に悩まされた。 それでも水分補給と適度な休養を重ねるうちに何とか持ち直し、その後厳しい暑さに身体が順応している様子だ。
そんな中この猛暑が我が脳裏に、2007年夏に家族で出かけた「エジプト・ギリシャ・(地中海クルーズ)旅行」を思い起こされせてくれた。
何と言っても、我が人生に於ける最高の「猛暑経験」とは、この「エジプト・ギリシャ・(地中海クルーズ)旅行」をおいて他に無いであろう。
(何故、地中海クルーズがカッコ付になっているかに関して解説するならば。 あまりの厳し過ぎる猛暑、及び食べ物が口に合わない等々の理由で、当時12歳と若輩だった娘が“下痢”と当時の持病39℃を超過する“不明熱”に襲われてしまったのだ! やむを得ずギリシャのホテルにて2日間安静にさせる措置を取ったため、地中海クルーズは一家で権利放棄措置を取り、行きそびれてしまった… )
とにもかくにも、エジプトもギリシャも想像を絶する猛暑だった。(気温にすると、連日40度を超えていたのではあるまいか??) 我が娘のみならず、高齢者の中にも体調不良を引き起こす旅行者が発生した様子だった。 この私とて帰国後は体重が3kg減少、とのダメージを受けたものだ。
ただ概して旅行とはそれを実行している最中は厳しい環境下にあれども、後で思い起こすにすべての光景や映像が実に感慨深いものだ。 それが病みつきになり、旅行好き人種は旅行を繰り返すのだろう。
冒頭写真にてエジプト現地のラクダを紹介したため、このラクダに関して説明を加えておこう。
これらラクダはギザのピラミッド観光客を狙い、“乗馬”ならぬ“乗ラクダ”目的で現地のラクダ使い氏達が飼育しているようだ。
娘は怖がって“乗ラクダ”しなかったのだが、私と亭主は果敢にもそれに乗った!
これが想像以上にラクダの背中が高いのだ!! 写真をご覧頂いてもお分かりの通り、おそらく地上3メートルの高さだ。 命綱も何もない状態で、これに乗らねばならない。
乗る時にはラクダが前足を下して座ってくれるのだが、立ち上がる際には一気だ! 地上に振り落とされてしまったものならば、頭を強打して日本への帰国がままならないことも十分に想像が付く。 どれ程力づくでラクダのコブにしがみついたものか!
結果としては、奇跡的に振り落とされることなく生還が叶ったものの…
我が国日本とは異なり、特に(先進国ではない)海外旅行先とは観光客の安全面をまったく度外視している観光地が存在する事実を初めて体験したものだ。
そのほぼ1年後に、私は知人美術家女性の恩恵でインド個人旅行へも出かける機会を得た。(参考だが、このインド旅行は10月実施だったため、季節的に最高に心地よい時期だった。)
その際に今度はゾウに乗ったのだが、ここではエジプトよりも安全面では配慮があったのに助けられた。 ゾウの上にちゃんと身を委ねられるロープが張られていたのに、どれ程安堵したことか。
ところが別の関門が我々に襲い掛かるではないか! ゾウ使い男性が始終我々の方を振り返りつつ、英語にて「チップ出せ!」「チップ出せ!」の脅迫連呼なのだ! (おそらくインド旅行にて同じくゾウに乗った方々はご経験されているだろうが… )
そのチップを渡さずして、我々はゾウから降ろしてもらえない程のプレッシャーがゾウライディング中ずっと続いたものだ。 (さっさとチップを渡しておけばよかったのだが、案内係よりの「チップを渡すと癖になるから絶対に渡すな!」との指導が前もってあったのだ… )
いえいえチップなど安価なものだが、とにもかくにも、せっかくのゾウライディングこそをゆったりと楽しませてもらいたかったのが本音だ。
ただこれとて、後で振り返ると貴重な我が旅の思い出の1ページである。
最後に、今回のまとまりのない我がエッセイを振り返らせて頂くならば。
連日の猛暑が我が脳裏にもたらしたのは…
エジプトでのラクダの思い出と、インドでのゾウの思い出だったと言う訳だ。
いやいや、いいじゃないですか! こんな思い出は季節外れの猛暑にでも接しない限り振り返る事の無い、我が過去の旅がもたらしてくれた貴重な光景に他ならないだろう。
本日は、読者の皆様には我がくだらないエッセイにお付き合い下さいました事をお詫び申し上げると同時に、感謝申し上げます!