原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

相変わらず運転不調が続く我が家の日立冷蔵庫

2019年05月21日 | 人間関係
 (写真は、つい先ほど撮影した我が家の日立冷蔵庫。)


 冒頭より、2018.08.16公開の「日立冷蔵庫は欠陥品! リコールに持ち込みたい!」と題するエッセイの一部を要約引用させていだだこう。

 またもや我が家の冷蔵庫が壊れた様子だ。
 今朝一番先に冷蔵庫を開けた娘が、いの一番にそれに気付いた。「製氷室の氷が全部溶けてる…」と、滅多に人に話しかけない寡黙な娘がサリバンの私に訴える。 急いで駆けつけると、製氷室の氷が溶けた水に浮いた状態。 更にはチルド室(と言うのか?、少し温度が高めの冷凍室)のアイスクリーム類がトロリと溶けて、凍結していた肉類が柔らかくなっている。 大型冷凍室内では水が大量に垂れている始末…。
 以前より我がエッセイ集をご覧頂いている皆様は覚えて下さっているかもしれないが、そもそもこの日立のRF48M1 型冷蔵庫を、昨年2017年2月に買い替え購入した。
 その後3ヶ月しか経過していない2017年5月に、第1回目の故障を起こした。(症状は本日とまったく同様。) 保証期間内のため当然ながら無料修繕と相成ったのだが、結局その原因は不明のまま…。
 更に6月に、まったく同様の故障を起こした。
 5月の故障時に故障原因が不明だったため、再び同様の故障を引き起こしたならば機種交換をこちらから提案していた。 日立は渋々それに従ったものの「欠陥商品」である事は断じて認めず、あくまでも顧客であるこちら側の“使い方が悪い”せいにして、事を済ませようとするではないか?!! (中略)
 2017.6.24 午前中、修理担当者より電話が掛かって来た。 そして電話口で言うには、「コンピュータ制御部品の分析結果、グラフに不安定要因が出ています。 並行して貴宅の冷蔵庫のドアの開閉が多いという結果も出ています。」  私応えて、「ドアの開閉が多いとおっしゃいますが、自覚症状はまったくございません。 我が家は大人3人暮らしで小さい子供もいなければ、私自身が元々節電観念が強い人間でして、冷蔵庫ドアの開閉には十分に配慮しています。 我が家の冷蔵庫使用実態を責められる事態が納得いきません!!」  との我が発言を遮るかのように修理担当者が更に言うには、「これからの季節、更に暑くなりますので冷蔵庫ドアの開閉に関してご注意され…」  怒り心頭の私が、「冷蔵庫を新品交換するとの昨日の話は如何進んでいるのですか!?!」  担当者曰く、「はい、交換致します。」  我が内心だが、(ならば、さっさとその話をするべきだろうに!)
 更に私が尋ねて曰く、「交換して下さるとの事は承知しましたが、同機種が他にも欠陥を多発しているとの事実はありませんか? せっかく交換してもまたもや故障続きとの事態だけは是が非でも避けたいのですが。」  これまた担当者が我が発言を遮って曰く、「そのような事はまったくございません!!」
 要するに、メーカー側が「冷蔵庫交換」を実行するとの事実は、イコール 販売した冷蔵庫が「欠陥商品」だったことを認めている、との揺るぎない事実である事に間違いない。
 顧客側の私としては、それのみ伝えて欲しかったのに、何故交換最終段階に至って“我が家の冷蔵庫の使用法に誤りがある” と主張して片付けたいのか!?? つまるところ、我が家が日立冷蔵庫に対する悪風評を世間にバラ撒く事態を回避したいのであろう。 そのためにたとえ欠陥商品だとしても、顧客側にも使用上のミスがあったと強調せざるを得なかったものと理解した。 (中略)
 2018.08に当該日立冷蔵庫2台目が再び同様の故障を起こし、またもや冷蔵庫入替となった暁に。
 亭主と表題の「リコール訴え」を話し合いつつ、亭主曰く「国内では冷蔵庫のリコールの話は聞いた事が無い。とにかく別機種への交換の折衝をしよう。」 明日我が家へやって来る日立技術者は、再再度「使い方が悪い」と我々家族に責任転嫁をするのだろうか?  いやはや、まったくもって勘弁して欲しいよなあ。 米西海岸旅行出発日も切迫しているこの時期でもあるのに…。 
 私はわずか1年半足らずの短期間内に、三度(みたび)の冷蔵庫内食品入れ替え“重労働”をこなさねばならない運命を背負っているのか!?!
 (以上、我が家の日立冷蔵庫不良入替に関するバックナンバーより一部を引用したもの。)



 話題を現在に戻し、我が家の日立冷蔵庫にまつわるその後の成り行きを語らせていただこう。

 本日昼間、初夏の暴風雨嵐が吹き荒れた東京地方だが、我が家庭内でも負けず劣らずの夫婦喧嘩バトルが勃発した。

 その原因は他でもなく、この日立“欠陥”冷蔵庫だ。
 (冒頭写真が、故障続きの挙句の果てに日立が取替品として我が家に搬入した3台目の冷蔵庫だが。)

 実は今年2019.03 春分の日の2日後(と記憶している故に)、3月23日土曜日の事だが。
 それこそ、またもや! 冒頭写真の日立3台目の冷蔵庫が、過去2台と同様の故障を引き起こしているではないか!!
 ただ今回は故障に慣れ切っている私が、すぐさま「故障」と判断するのに過去程の時間を要しなかった。 要するに故障症状が今までとまったく同様だ。 氷室の氷が溶けかかっているのに加えて、冷凍室の中に水が垂れ、アイスクリームが溶け始めている状態…
 私が咄嗟に取った対策とは、冷蔵庫機能のすべてを手動にて「急速・急冷」にして回復を待つとの方策だった。 
 その間、亭主とも話し合った内容とは。 「これを日立に三度(みたび)訴えたところで、“使い方が悪い”だのと我が家に責任転嫁をされるのがオチだ。 もはや、あの言葉を聞かされるのにとことん嫌気がさしトラウマになっている私の考えとしては、このまま手動にてこの“欠陥冷蔵庫を何とか操りつつとことん使い切った挙句に、もう一度故障を起こした暁には、日立冷蔵庫を廃棄処分にして自力経済力にて他社の冷蔵庫に買い替えようよ。」
 我が発言に対する亭主の回答とは、「いや、やはり日立には故障を連絡したい。」
 私が即座に応えて、「ちょっと待て! それがいつも私の担当じゃないか! それをするのにほとほと嫌気がさしているからこその我が提案だ! アンタがその連絡をするのか!?」 
 亭主応えて、「うん、それでもいいよ。」 我が内心で思って(ウソ扱けよ! アンタが緊急で動いた前例など、結婚後一度足りとて無いくせに…)
 その後、何度か我が手動にて“欠陥”冷蔵庫を操っているうち、今日に至るまで何とか持ちこたえている様子だ。


 さてさて本日に話題を戻すならば、我が家の昼のメニューが「流水蕎麦」だった。(いや~~。料理嫌いの私としては、この種の商品に日々実に助けられているなあ~~ 
 ところがこれをいざ流水せんとすると、何と冷蔵室に保存しているにもかかわらず「凍結」してしまっているではないか?!!
 この現象とは、やはり3台目の日立冷蔵庫の不調が続いている証拠でもある。
 やむを得ず別メニューに切り替えた後、昼食中の亭主にこの事実を訴えるなり、亭主から無責任な解答が来た。 「〇子(私の事)が勝手に冷蔵庫の調節を手動にするからこうなるんだよ。」
 これに怒り心頭の私であるに決まっている!! 「私が悪いんじゃなくて、欠陥冷蔵庫に運悪く当たってしまった不運だろ!!? 我が手動でやっと持っている日立冷蔵庫3台目だよ!」

 ここまでは正論として、夫婦喧嘩とはそもそも他事項にまで発展するのが世の常だろう。
 我が怒りは止まるすべを知らず… 「だいたいアンタねえ。 何で私には平然と反発するのに、アンタの認知症の母親には優しいんだよ。 時には保証人としての指導力も発揮せねばならない場面もあろうに!」
 ここで亭主の怒りも爆発!! 「うるさいよ! どーのこーの……!! 」
 まあこの辺で話をまとめるべきと考えた私は、「日立欠陥冷蔵庫に関しては、我が当初の提案通りこのまま手動にて様子を見よう。 ただし、今年7月に娘とのウィーン旅行を控えている身として、その直前期の冷蔵庫入替作業のみは是が非でも勘弁させてもらいたい。 あれやると実際旅行中も帰宅後も物凄い疲労感に襲われるのよ…。」

 これで夫婦喧嘩が一見落着したのかどうかは不明なものの… 
 亭主も一応黙った事に安堵しているが。(まあ我が家の場合、大抵はこれで一件落着に持ち込めると自負している。)

 一旦欠陥冷蔵庫(のみならず欠陥家電)を買わされてしまった挙句の果てには、夫婦喧嘩、ひいてはもっと厳しい結末が訪れないとも限らないだろう。

 どうか皆様、ご夫婦円満のためにも、欠陥家電に当たらぬようくれぐれもお気をつけられますように。

 そう言えば、東京地方の暴風雨も通り過ぎたようだなあ。