原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

左都子コレクション -ミニチュアカー 編 ー

2019年05月11日 | 雑記
 (写真は、コレクションというには一部を除きお粗末だが、近年収集したミニチュアカーを並べたもの。)


 昨夜、残業にて遅く帰宅した娘が持ち帰ったのが、冒頭写真の最前列の赤色ミニカーだ。

 これに関して説明すると。
 昨日昼食時にハンバーガーチェーン店マクドナルド(度々訪れているようだが…)にて「ハッピーセット」を注文しゲットしたのが“おまけ”のこのミニカーだったとの娘の話だ。
 今現在マックの“おまけ”は選択不能で、店舗が5個用意してあるミニカーの中で偶然店員氏から手渡されたものを持ち帰るシステムのようだ。 偶然娘が手渡されたミニカーが、写真の「シビックタイプR」だったとの事だが。

 この「シビックタイプR」が、たかがマックのおまけにして実によく制作されているのに驚かされる! 全長9㎝程とかなり大きく、しかもドアの開閉が可能なのだ。
 シールが付録で付いていてそれをミニカー車体に自分で貼る作業を要するが、今朝娘が寝ている間にその作業にチャレンジした私だ。
 どうやらそのシール貼り付けマニュアルはスマホで閲覧するようだが、スマホ能力が未だ備わっていない私は、我が想像力で車体の各部にシールを貼り付けた。 シールの一つ一つが実に小さく(老眼症状が未だ無い! ホントです!)裸眼の私にしても根気を要する作業だった。

 ところで、我が亭主が「シビック」を生産販売している某自動車大手企業の基礎研究部門に定年まで勤務していた。 あくまでも車とは無関係の基礎研究に定年まで励んだ亭主だが、それでも社内割引販売にて亭主勤務自動車会社の車にお世話になったものだ。
 元々亭主が乗っていた「プレリュード」、娘が生まれた後は「CRV」、その後私が娘の習い事等送り迎えをする段になっては真っ赤な「ロゴ」と某自動車会社の車を乗り換えつつ、(前回のエッセイに記載した通り)娘が中学生になった挙句に我が家は車生活をきっぱりやめて現在に至っている。

 何だか、そんなエッセイを綴り公開した直後に娘が「シビック」ミニカーを持ち帰った事実に感慨無量の思いも漂った… 

 
 写真最後列は、昨夏娘と旅した米国西海岸旅行に於いて「ゴールデンゲートブリッジ」」を訪ねた際にそこの売店にて買い求めた「ケーブルカー」のミニチュア版だ。
 これも実に精巧に作られていて車内に椅子も配置されているのに、わずか1個に付“5ドル”との安価だったため3個も購入した。

 中段右側は、昨秋私が1人で訪れた「大宮鉄道博物館」内に店舗があるハンバーガー店にて“おまけ”でもらった“博物館内で運転している子供向け鉄道車両”のミニチュアだ。 

 
 上記写真内で一番“高価”なミニカーに関して、我がエッセイ集2019.03.16公開バックナンバーより一部を引用して以下に紹介しよう。

 娘関係の話題エッセイが続くが、ちょうど2年前の2017.03.15に公開した「インパクトがあったホワイトデーのお返し」と題するバックナンバーの一部を、以下に再掲載させていただこう。
 昨日(2017.03)娘が持ち帰ったバレンタインデーのお返しの中でひときわ目に付いたのが、モロゾフが発売している「Meeting Bus VOLKSWAGEN」と銘打つチョコレートとVOLKSWAGENバスのミニチュア模型セット商品だった。 全長わずか6㎝のバス模型が実に精密に出来ていて、バス内に椅子もあれば運転席のハンドルも模倣して作られている。  (参考だが、ネットで調べると¥3,780-と高額商品だ! これを何個も職場の女性に配った男性の“やる気”の程がまた凄い!?!) 「これをホワイトデーのお返しに選んで下さった方は、おそらく車のファンなのだろうね」と娘と共に唸りつつ、プレゼントのお返しもこうやって“自己主張の手段”として利用出来る事を認識したりもした。
 さて、社会人3年目にして職場での3度めのホワイトデーを迎えた娘が、またもやバレンタインデーのお返しの品々を持ち帰って来た。  
 その娘の職場に於いては、どうやら毎年バレンタインデーとホワイトデーの行事を職員達が比較的丁寧に実施する習慣がある様子だ。 バレンタインデーに際しては、職場の女性(とは言えども20数名中4名と少数のようだが)が話合い、つつがなく済ませたとの話は聞いていた。
 その“お返し日”であるホワイトデーの詳細を娘から聞いて、母親である私が唸った! 20数名の男性が用意した4つのプレゼントが、テーブルに披露され、それを女性4名が男性達の“掛け声”と共に、自分が欲しいプレゼントを一斉に指さす方策が採られたのだという。
 そして我が娘が指さしたのが冒頭写真の右側「Pickup Beetle」だ。 このプレゼントを用意して下さった男性職員氏とは、2年前のホワイトデーに「Meeting Bus」をセレクトした人物に間違いない。 私の推測だが、この方、まさに相当の Volkswagenファンなのだろう。  昨日ネット検索したところ、モロゾフが販売していた2019年版の「Pickup Beetle」の販売価格が¥5,000- 近いのだ! 
 (以上、本エッセイ集バックナンバーより一部を引用したもの。)


 最後に私見だが。
 
 元々車の趣味など皆無の私も、上記のごとく手元にあるミニチュアカーを介してその時々の思い出と郷愁に浸れる事実こそが素晴らしい!と実感させられる。