原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

未だスマホ通話着信に出るキャパ無きダメなワタシ…

2019年04月28日 | 雑記
 (写真は、昨日自宅に宅配にて到着したユーロ紙幣。)


 昨日、上記写真のユーロ紙幣を宅配にて受け取ることにどれだけ苦労したことか… 

 日本円からユーロ紙幣への交換に関しては、今回は比較的上手くいったと言えるだろう。
 
 何分、外国為替レートは日々時間の経過と共に刻々と変化する。
 日本円から外国紙幣へ交換する場合、円高であることに越したことは無い。 そのため、その為替レートをニュース報道やネット検索にて注視しつつの様子見が必要だ。


 さて、4月上旬にウィーン旅行の申し込みをして以降、我が旅行準備作業の一つにこのユーロ為替レート様子見があった。
 日々テレビニュースをまめに見ている私の場合、大抵その報道の最後に放送される為替レートの確認はお手の物だ。 それに加えて、ネットにても暇があればユーロ交換レートを確認していた。

 4月25日夜の事だっただろうか。
 ネット情報によれば、日本円からユーロの買い注文が殺到しているとのことだ。 為替交換業者の中には、その殺到により業務を中断しているところすらあるではないか。
 「これは買い時!」と咄嗟に読んだ私は、早速円ユーロ為替取引をしている某業者にユーロ買い注文を入れた。  すぐさま取引が完結し、ユーロ紙幣は4月27(土)中に某宅配業者より「代金引換」にて届けられるとの連絡だ。
 次の日の金曜日にもネットにて再度ユーロ為替レートを確認したところ、確かにここ1ヶ月間内で最ユーロ安時期のようだ。
 その点に於いては、我が円ユーロ為替取引は“good job!!" と自分を褒めても良かろう。


 ところが……

 いざ「代引取引」日の昨日土曜日になり、朝方メール着信にて某業者の発送状況を確認すると。
 私が発注したユーロは発送店まで到着済みで、既に担当者が宅配に出ているとの情報だ。
 これは、午前中にも手元に届くぞ! と心を躍らせて待っていたのだが…
 
 午後3時を過ぎても届かない……。

 あっと、そう言えば、我がスマホに同じ電話番号から3度程通話着信が入っていた。 それに出ようとしたのだが、何処をいじってもスマホが反応してくれず、焦ってあちこちいじっているうちに3度共切れてしまった。
 もしかしたら、その電話連絡こそがユーロ宅配業者ではなかろうか!?? と午後3時過ぎになってやっとひらめいた私は、その電話番号宛に返信してみた。
 それが図星で、電話に出た担当者氏が必要事項をあれこれ問うて下さる。 私が正直に「スマホを買ったばかりで、通話の出方が分からなくて……」どうのこうのと言い訳を始めると、「分かりました! 私から配達担当者に電話を再度入れます。」との親切ぶり。 すかさず私が「もしももう一度電話を頂く場合、スマホ宛ではなく固定電話へお願いできますか?」と“恥を忍んで”確認したところ、これも快く引き受けて下さった。
 その後“固定電話”に着信が入り、私はやっと無事に「ユーロ」を入手できたとのいきさつだ。


 それにしても、どうしたと言うんだ?!?  このスマホの扱いにくさ! 
 “フツー”にガラケーのように、ボタン一つ押して電話に出られる形式に何故作れないんだ!?? 
 まあ、そもそもスマホ通話には郷里の実母からの着信しか出る必要のない私であり、今回の「ユーロ代引取引」などとの重要連絡は1年に1度あるか無いかだが…

 それでも努力家(?)の私は、昨夜一人ひっそりと自宅固定電話から我がスマホへ何度も電話を掛けて、スマホ通話着信にすばやく出る練習をした。
 きっと次なる重要取引時には、必ずやすぐにスマホ通話に出られるぞ!


 本エッセイの最後に、冒頭写真にて紹介した「ユーロ紙幣」に関する解説のほんの一部をウィキペディア情報より引用して紹介しておこう。
 (参考だが、冒頭写真の昨日手元に届けられたユーロ紙幣は、おそらく2015年以降発行の新紙幣なのだろう。 私が過去にユーロ圏へ数回旅行した際に持参したユーロとは、大きさもデザインも大幅に異なるようだ。)

 ユーロ紙幣に描かれているすべての建造物は欧州連合域内の名所旧跡を連想させるように描かれており、ヨーロッパ中にある無数の歴史的な橋や門に普遍的な要素を合成した、各時代の建築様式を表現した架空のものである。  
 たとえば5ユーロ紙幣は古典古代を表現したもので、10ユーロ紙幣はロマネスク、20ユーロ紙幣はゴシック、50ユーロ紙幣はルネサンス、100ユーロ紙幣はバロックとロココ、200ユーロ紙幣はアール・ヌーヴォー(鉄とガラスの時代)、500ユーロ紙幣は近代の様式を表現している。 ところがオランダ銀行による調査では、5ユーロ紙幣の主題がわかったのは 2%、50ユーロ紙幣にいたっては 1% しかわからなかったという結果が出されている。 ユーロ紙幣には特定の建築物の特徴を描いてはならないということになっていたが、ロベルト・カリーナによる原案では、ヴェネツィアのリアルト橋やパリのヌイイ橋といった実際の橋を描いたものとなっていたため、のちに一般的な建築様式の特徴に改められた。 ところが決定稿では試作のデザインにきわめて似たものとなったため、完全に一般的な表現とはいえないものとなっている。
 (以上、ウィキペディア情報より一部を引用したもの。)


 最後に一言あくまでも私見だが、我が国が5年後に発行するという新紙幣よりも、ずっと洗練された新ユーロ札のデザインじゃないですかねえ??