原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

C'est tre's bon!   エスカルゴ!

2019年04月25日 | 旅行・グルメ
 (写真は、娘が2011年冬高校の修学旅行にて出向いたフランス・パリのレストランにて食したと思われるエスカルゴ。)


 本日のエッセイは、先だっての大火災にて焼失したパリのノートルダム大聖堂再建状況をテーマとして綴る予定でいた。

 そのため娘のフランス修学旅行写真群の中から、それに相応しいノートルダム大聖堂の写真を探していたところ…。


 千枚近く存在する娘のフランス旅行写真群の中で、私にとって注目するべき際立って存在したのが、冒頭の「エスカルゴ」の写真だ!
 
 (何だって? あの子、フランスでエスカルゴを食べたとは母の私に一言も告げてないよ。 どうしたの、随分と立派なエスカルゴじゃないの! これを一人でペロリと食べたのかなあ。 ただ、育った環境力とは凄いものがあるなあ。 何せ無類のエスカルゴ好きのサリバン母の私だ。 せっかく旅したフランス・パリのレストランで迷うことなくそのエスカルゴを注文し堪能した、って訳ね。)


 とのいきさつで本日は大幅に予定を変更し、我が好物「エスカルゴ」にエッセイテーマを変更させていただこう。

 何処かで「好きな食べ物は?」と問われた場合、私が真っ先に答えるのが「エスカルゴ」だ。 (参考だが、二番手候補として「いくら」や「えんがわ」が控えているが。)
 本エッセイ集バックナンバー「原左都子プロフィール」内でも、好きな食べ物として「エスカルゴ」を挙げている。


 私がエスカルゴの大ファンになったのは、今から遡る事40年程前の上京後間もない頃のことだ。

 当時、プリンスホテル最上階に位置していたラウンジレストラン「トリアノン」に某男性に誘われ出かけた。 その男性が酒のおつまみとして勧めてくれたのが「エスカルゴ」だった。
 「フランスの“かたつむり”料理で見た目は少しグロテスクかもしれないが、とにかく美味しいから食べてみて。」との誘いに乗り、それをフォークで殻から“引きずり出して”食したところ…

 まさに絶品だった!
 オリーブ油・ガーリック風味が抜群なのに加えて、あのフォークで殻から身を“引きずり出す”感覚が妙に絶妙なのだ!!


 あの経験から40年が経過した今尚、我が大好物のエスカルゴだ。

 娘が幼少の頃より、このエスカルゴ(参考だが“料理嫌い”の私がそれを自宅で料理する訳などさらさらなく、もちろん冷凍保存等々の完成品)を何処から仕入れて来ては家族に振る舞ったりもしている。
 (バックナンバー「原左都子プロフィール」にて公開しているが、国内にて販売されている冷凍保存のエスカルゴに関して推奨するには、都内デパ地下にて店舗展開している「FLO」の冷凍エスカルゴがお勧めだ。 この店舗では“1個”単位でエスカルゴを購入する事が可能。 ただ、現在「FLO」も経営難なのか??、都内でも店舗数が減少しつつある様子だが…… )

 まさに、“三つ子の魂百まで”、と表現するべきか?

 確かに2年程前の横須賀旅行中のフレンチ料理店にても、娘はエスカルゴを注文したものだった。 

 我が娘が高校時代の修学旅行先のフランス・パリで、そのエスカルゴ料理を堪能していたとは実に驚きだ!

 今夜娘が帰宅したら、その時の“お味の程”を今更ながら確認してみたい気分だ!



 P.S

 フランス・パリ ノートルダム大聖堂火災焼失に関しては、「人災」との見解も発表されているようだ。  何でも、現場から数多くのたばこの吸い殻が発見されたり、現場監視担当者が2名いたにもかかわらず、1名しか勤務していかなったなる報道を見聞した。

 何処の先進国も、現場作業員とは厳しく過酷な労働を負荷されているのか… 
 と、原左都子としてはあくまでも弱者である社会底辺労働者の立場に立ち、その厳しい社会現実に愕然とさせらたりもしているのだが…

 またの機会に、この厳しい現実に関する私論を公表する予定でおります。