第45回総選挙が18日に公示され選挙戦がスタートした今、各政党の選挙公約を見聞していると、やれ、子ども手当ては所得制限を設けずに全家庭に支給、いやいや、幼児は教育費無償化、なんのなんの、社会保障費カットは廃止、どっこい、消費税は全面廃止……
いやはや、いずこの政党も、どうやら “打ち出の小槌” をお持ちの様子だ。
これはまた羨ましい限りなのであるが、“打ち出の小槌”を恐らく持ち合わせていない庶民にとって日頃の経済生活に欠かせないのが“論理的な損得勘定”であろうか。
既に財政破綻しているこの国の選挙戦における政党間の議論に関しては、各政党共に“財源案”こそを明確に!! と申し上げたい思いの原左都子である。
それに関してはまた別の機会に記事として取り上げることにして、今回は庶民の日常生活における損得勘定について取り上げることにする。
(既に前回の記事のコメント欄でも記載済なのだが)先だってカラオケ店を訪れた時に、「携帯の裏面にICカードが埋め込んである携帯の場合、それを“ピッ”とかざすだけで簡単に会員登録が出来てカラオケ料金が割引になるので、登録して下さい。」と店員に勧められた。
前回の記事の通り、携帯を買い換えたばかりの私の携帯にもその裏面にICカードが埋め込まれているのは認識していたのだが、その機能を使用する機会など私には今後の人生において皆無であろうと考えていた。 そんな旧人類の私にも早くもその機会が訪れるほど、世の中が携帯漬け社会となっていることを痛感させられる。
様々な理由的背景があって(前回の記事のコメント欄を参照下さい。)私なりに登録を戸惑っていると、若き親切な店員が私に代わってデータ読み取り器に私の携帯をかざしてくれた。そして、マニュアルに従って諸情報を入力するように促してくれる。
さらに私が戸惑ったのは、会員登録に必要な情報を入力するために携帯がウェブに接続されたことだ。(ちょ、ちょっと待ってくれよ! なんでこれしきの会員登録に高額の携帯通信料を私が支払わねばならないのだ!!?) と、とっさに慌てて途中で接続を切り、親切な定員に申し出た。 「申し訳ありませんが、携帯の扱いに慣れていませんので、今回は会員登録は見送ります。」 店員さん曰く「そうですか。会員登録すると室料が25%割引となってお得なのですが…」
この店員さん(本当に親切な方でしたよ)の言い分に関しても、実は落とし穴があることにも私は気付いていた。平日昼間の場合、カラオケ室料は2人1時間でわずか100円程度なのだ。 たかが25円割引いてもらうより、携帯ウェブ接続でデータを入力するのに要する通信費の方がよほど高額であることは間違いない。なぜならば、私の携帯の場合、前回の記事のごとくパケット関連オプションを一切契約していないことにより通信費が“至って割高”なためである。
(参考のため、以前、携帯メールアドレスを変更するためにやむなくウェブに接続して、扱いに不慣れなため必要情報入力のために時間を要したこともあるが、たかがそれのみの通信料に¥2000- 程もの追加料金の請求が来たのである。)
しかも、「お得ですよ~」との利益享受側の勧めに単純に応じることにより、めくら滅法”会員登録してしまうことによる、個人情報の自らの流出によるその後の潜在的損失こそが膨大であることにも思いを馳せて消費者は我が身を守るべきである。
それにしても、現在はすべての日常的な消費取引においてIC化が進展している時代である。
個人情報を登録した上でIC化されたカードが渡されるのは承知の上だが、「お買い物の際にはカードの呈示によりポイントが加算されお得です」と言われて、この私でさえもある程度の個人情報を記載の上、カードを申し込んでいる始末である。
例えばの話、たかが近くのスーパーで食料品を買うがためにスーパーの経営戦略上使用される目的で個人情報を提供しているのであれば、せめてそのポイントは是非共有効利用したいものである。
(まあとにかくポイント制の場合、そのポイントをまめに使うことで個人情報提供の損失も含めた元を取るしかないでしょうね。)
それにしても、庶民にとって民間業者のポイント制度が大してお得でないことが現状とも推測する。
話題が総選挙から庶民のみみっちい普段の生活にレベルダウンしてしまい恐縮だが、日頃の庶民の経済生活と各政党のマニフェストにも共通項はあろう。
経済的安定あってこその家計であり国家財政である。
“打ち出の小槌”など夢物語にしか過ぎないことを、国家のリーダーたるべき立場に立候補した人物から、全国民に対し理路整然と選挙公約で語って欲しい思いだ。
ましてや、国民にその場しのぎの“ポイント”でも授けるがごとくの一時の金銭手当支給よりも、近くのスーパーのポイントでも溜める方がよほど信憑性があって役立ちそうなのが、これまた虚しくて末恐ろしい思いだ……
とにもかくにも、“既に膨大に破綻している国家財源”から尚も安直な損失を計上し続けることだけは、何がなんでも避けて欲しい切実な思いの一国民の私である。
いやはや、いずこの政党も、どうやら “打ち出の小槌” をお持ちの様子だ。
これはまた羨ましい限りなのであるが、“打ち出の小槌”を恐らく持ち合わせていない庶民にとって日頃の経済生活に欠かせないのが“論理的な損得勘定”であろうか。
既に財政破綻しているこの国の選挙戦における政党間の議論に関しては、各政党共に“財源案”こそを明確に!! と申し上げたい思いの原左都子である。
それに関してはまた別の機会に記事として取り上げることにして、今回は庶民の日常生活における損得勘定について取り上げることにする。
(既に前回の記事のコメント欄でも記載済なのだが)先だってカラオケ店を訪れた時に、「携帯の裏面にICカードが埋め込んである携帯の場合、それを“ピッ”とかざすだけで簡単に会員登録が出来てカラオケ料金が割引になるので、登録して下さい。」と店員に勧められた。
前回の記事の通り、携帯を買い換えたばかりの私の携帯にもその裏面にICカードが埋め込まれているのは認識していたのだが、その機能を使用する機会など私には今後の人生において皆無であろうと考えていた。 そんな旧人類の私にも早くもその機会が訪れるほど、世の中が携帯漬け社会となっていることを痛感させられる。
様々な理由的背景があって(前回の記事のコメント欄を参照下さい。)私なりに登録を戸惑っていると、若き親切な店員が私に代わってデータ読み取り器に私の携帯をかざしてくれた。そして、マニュアルに従って諸情報を入力するように促してくれる。
さらに私が戸惑ったのは、会員登録に必要な情報を入力するために携帯がウェブに接続されたことだ。(ちょ、ちょっと待ってくれよ! なんでこれしきの会員登録に高額の携帯通信料を私が支払わねばならないのだ!!?) と、とっさに慌てて途中で接続を切り、親切な定員に申し出た。 「申し訳ありませんが、携帯の扱いに慣れていませんので、今回は会員登録は見送ります。」 店員さん曰く「そうですか。会員登録すると室料が25%割引となってお得なのですが…」
この店員さん(本当に親切な方でしたよ)の言い分に関しても、実は落とし穴があることにも私は気付いていた。平日昼間の場合、カラオケ室料は2人1時間でわずか100円程度なのだ。 たかが25円割引いてもらうより、携帯ウェブ接続でデータを入力するのに要する通信費の方がよほど高額であることは間違いない。なぜならば、私の携帯の場合、前回の記事のごとくパケット関連オプションを一切契約していないことにより通信費が“至って割高”なためである。
(参考のため、以前、携帯メールアドレスを変更するためにやむなくウェブに接続して、扱いに不慣れなため必要情報入力のために時間を要したこともあるが、たかがそれのみの通信料に¥2000- 程もの追加料金の請求が来たのである。)
しかも、「お得ですよ~」との利益享受側の勧めに単純に応じることにより、めくら滅法”会員登録してしまうことによる、個人情報の自らの流出によるその後の潜在的損失こそが膨大であることにも思いを馳せて消費者は我が身を守るべきである。
それにしても、現在はすべての日常的な消費取引においてIC化が進展している時代である。
個人情報を登録した上でIC化されたカードが渡されるのは承知の上だが、「お買い物の際にはカードの呈示によりポイントが加算されお得です」と言われて、この私でさえもある程度の個人情報を記載の上、カードを申し込んでいる始末である。
例えばの話、たかが近くのスーパーで食料品を買うがためにスーパーの経営戦略上使用される目的で個人情報を提供しているのであれば、せめてそのポイントは是非共有効利用したいものである。
(まあとにかくポイント制の場合、そのポイントをまめに使うことで個人情報提供の損失も含めた元を取るしかないでしょうね。)
それにしても、庶民にとって民間業者のポイント制度が大してお得でないことが現状とも推測する。
話題が総選挙から庶民のみみっちい普段の生活にレベルダウンしてしまい恐縮だが、日頃の庶民の経済生活と各政党のマニフェストにも共通項はあろう。
経済的安定あってこその家計であり国家財政である。
“打ち出の小槌”など夢物語にしか過ぎないことを、国家のリーダーたるべき立場に立候補した人物から、全国民に対し理路整然と選挙公約で語って欲しい思いだ。
ましてや、国民にその場しのぎの“ポイント”でも授けるがごとくの一時の金銭手当支給よりも、近くのスーパーのポイントでも溜める方がよほど信憑性があって役立ちそうなのが、これまた虚しくて末恐ろしい思いだ……
とにもかくにも、“既に膨大に破綻している国家財源”から尚も安直な損失を計上し続けることだけは、何がなんでも避けて欲しい切実な思いの一国民の私である。