原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

盛夏の秩父路の旅 ー6-

2009年08月14日 | 旅行・グルメ
 秩父地方は地理的には山間の盆地として位置しているため、普段の夏は相当の蒸し暑さである旨の話を宿の送迎の運転手氏より伺った。

 そのような地域的特質が自然の恵みをもたらしているのか、多くの特産品があるようだ。
 各種の果物や野菜や穀物。 それに牧場や、春には満開の芝桜も楽しめるらしい。

 そんな中、我々は今回、秩父産ワインから作られた“赤ワインゼリー”のお土産を買い求めてきた。
 これが予想以上に美味なのだ。 飲兵衛の私に言わせていただければ、本格的なワインの香りが確かに漂っているだけでうれしい♪
 これをなんと、我が15歳の娘が“美味しい!!”と感激しつつ一気に2個をバクバクと食べ尽くす…。 これは近い将来相当の飲兵衛になりそうだ、との感想を抱きつつ今回の旅行記を締めくくることにしよう。


  <P.S.>
 画面をずーーーっと下にスクロールしていただき、「盛夏の秩父路の旅 -1-」より順にご覧いただけましたら幸いです。
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盛夏の秩父路の旅 ー5-

2009年08月14日 | 旅行・グルメ
 ところで、我々は秩父鉄道と平行している道路を徒歩で移動しつつ観光を楽しんだのであるが、どういう訳か歩行者といえば地元のお年寄りと我々のみである。他にほとんど通行人がいないのが不思議だ。
 
 今年の夏は全国的に天候不順で例年のようには猛暑が押し寄せていないとは言え、盛夏の中、徒歩で移動は避けているのだろうか?
 いや、そうではなさそうだ。 どこの観光地にいつ訪ねても、ほとんど人が歩いていない。 日本全国至る所、車社会にどっぷりと浸かっていることを実感させられるのが我々の旅行でもある。

 さて、秩父祭りの大本山である「秩父神社」を訪ねてみた。ここも真夏のせいか人がまばらである。
 そんな中、神社仏閣に施された彫刻が色鮮やかで興味深く、写真に撮ってみた。
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盛夏の秩父路の旅 ー4-

2009年08月14日 | 旅行・グルメ
 秩父の夜祭とは、珍しいことに冬季の12月に行われる盛大なお祭りであることを私は今回の旅行で初めて知った。
 写真は「秩父まつり会館」に展示されている“笠鉾屋台”を写したものである。
 秩父祭りの影像をこの会館で見聞したのだが、その祭りの盛大さや地元の人々の意気込みを感じ取り、この私も我が郷里の盛大なお盆の行事が脳裏にフラッシュバックしたものだ。
 
 太鼓の16ビートの響きなど、我が故郷の盛大なお盆行事のニューバージョンにも取り入れられているリズムと重なり、踊り出しそうになった。

盛夏の秩父路の旅 ー3-

2009年08月14日 | 旅行・グルメ
 今回の客室は露天風呂付だったのだが、この露天風呂も横瀬川に面していて川のせせらぎを聞きながらの湯浴みを寛げる。
 夜間には昆虫や蝶まで露天風呂に湯浴みを楽しみに来るとのことで、それをすくって逃がしてやるための“虫取り網”も露天風呂内に用意されている。

 なるほど、本当にやってきたぞ。 “蛾”と思しき生物が私と一緒に湯浴みを楽しみたかった様子だ。さっそく虫取り網ですくって逃がしてやったのだが、元気がない。無事に生還できたかな?

 朝の露天風呂こそ最高だ!
 朝に弱い私も、部屋に露天風呂があると一人でゆったりと寛げる。この“贅沢感”はこの状況でなければあり得ないなあ~~。

盛夏の秩父路の旅 ー2-

2009年08月14日 | 旅行・グルメ
 夕食は、個室食事処にて懐石料理をいただく。
 この食事処も秩父横瀬川に面していて、川のせせらぎの音を聴きながらのゆったりとした時間が流れる。 
 懐石料理もさることながら、飲兵衛の私のメインは何と言っても ♪お・さ・け♪♪
 地酒の“秩父錦”の生酒と生でないのを冷酒で2本同時に注文し、飲み比べてみる。やや甘口の“生でない”方が私の好みだ。両方共あっさり淡麗のため私にはグイグイとハイピッチでいくらでも飲めてしまうのが困りものもの…

 結局、食事の懐石の方は途中でお腹満杯で食べきれず、最後の方のご飯ものとデザートは客室まで運んで下さるとのことで、部屋で夜食として頂くことになった。
 (仲居さんにはご足労かけて申し訳ない思いだが、湯浴みの後で食べるご飯ものとデザートって美味で最高なのよ♪)
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