和田中騒動を先にとりあげましたので間が開きましたが、「受験生は神様です!?(その1)」、「同(その2)」の続きです。お時間がございましたらバックナンバーの(その1)(その2)を先にお読みいただけますと幸いです。
とは言えどもやはり、当時の心境としては第一志望校がメインである。(後で思えば違った選択肢が可能であることについては、後日機会があれば述べることにしよう。)
何分、我が家の場合は子どもが小学4年生の時点から志望校を絞り込んでいた。その時点で既に子ども自らの将来の夢があったのだ。我が子の性質等を考慮した結果、今後の受験は避けてやりたいと判断し大学までストレートを想定して、その夢を実現できる学部のある大学附属の私立中学に的を絞ったのだ。 たかだか子どもの描く夢であるし、その夢に対する子どもの能力や適性はまだまだ未知数であるのは当然のことである。だが、当時はその夢を親も応援してやりたいと考えて、志望校を決定したといういきさつがあった。
一応第二志望校の合格をゲットしたという安堵感は大きいのだが、上記のごとくやはり第一志望校へ行かせてやりたい思いは強いため、当然頭は切り替える。受験二日目を終了して帰宅後、第一志望校2回目合格を目指し親子でギアチェンジする。子どもは最後の受験勉強に励む。
そして、私立中学受験第3日目。第一志望校2度目のチャレンジの日である。
さすがに疲労が蓄積してきている。朝から老体がだるい。子どもも一見元気そうに振舞ってはいるが、さぞや疲れが溜まっていることであろう。親が弱音を吐く訳にはいかない。泣いても笑っても後一日で受験日程は終了だ。最後の余力を振り絞り第一志望校へ向かう。
第2回目は20名の定員に対し200名以上の受験者数である。狭き門である。
受験が開始し保護者控え室で待機していると、第1日目同様終了した試験科目の問題用紙が黒板に貼り出される。チェックを入れる。算数で苦手問題が出題されてしまっている。本年度は出題の確率が低いであろうと私が判断したため対策が不十分だ。これができないと10点減点だ。この損失は大きい。う~ん、参った。
受験終了後、子どもに確認するとやはりあやふやだ。国語においても正答するべき漢字で信じられない間違いをいくつもしている。やはり、受験3日目の疲れが出てしまったのか。
そして一旦帰宅後、夜の合格発表に合わせ再び受験校へ向かう。合格の可能性は低いと判断し、子どもは自宅で休ませ親の私だけが合格発表を見に行く。天候が良かったため、屋外でのパネル展示による合格発表である。一日目同様、子どもの受験番号を探す。合格者数が少ないため今回は一目瞭然である。
やはり、 ない… 。
隣で見ていた親子が歓声をあげ抱き合って喜び、入学手続きのため事務室へ小走りに向かう。掲示板の隣に張り付いていた担当職員が「おめでとうございます!」と声をかける。 (うちの子の方が利発そうなのに…。)なんて負け惜しみ感情が出てしまうのは親ならではだね、みっともないね。
私は、ものすごくばつが悪く居場所がない。小さくなって帰るしかない。(身長が高いとこういう時は不都合なものだ…。)
夜も遅いし、ターミナル駅のデパ地下で夕飯を仕入れて家路を急ぐ。
第一志望校に関しては、携帯はかけずじまい…。
中学受験スケジュールは厳しい。我が家の場合、受験日程は以上3日で終了したが、入学手続きと制服の採寸等がまだまだ続く。学校側はとにかく一日、一刻も早く入学生を確保したい魂胆である。受験日当日に合格発表というのは中学受験の場合常識である。加えて、受験日当日の入学手続きもほぼ常識である。 我が家の場合は、第二志望校が良心的で(というよりは、より多くの入学生を確保したい狙いもあるのだろうが。)後日の入学手続きも可能であった。
そのため、あくる日(4日目)は第二志望校の入学手続きと制服の採寸のため、またもや親子で早朝より学校へ向かうことになる。札束を持参して。午前中の入学手続きを経て午後は制服の採寸である。そして制服代金を即日現金納入し、やっと帰路に着く。
この私立中学受験日程のハードスケジュールの後、親子共々体調を崩した事は言うまでもない。
さて明々後日の2月1日から、いよいよ首都圏の東京、神奈川では私立中学受験一斉スタートです。まずは天候に恵まれる事を影ながらお祈り申し上げます。そして、何よりも受験生及び保護者の皆様、体調を整えられて万全の体制で受験に臨まれ、ハードスケジュールの日程を無事に乗り越えられますように。
合格を心よりお祈り申し上げます!!
とは言えどもやはり、当時の心境としては第一志望校がメインである。(後で思えば違った選択肢が可能であることについては、後日機会があれば述べることにしよう。)
何分、我が家の場合は子どもが小学4年生の時点から志望校を絞り込んでいた。その時点で既に子ども自らの将来の夢があったのだ。我が子の性質等を考慮した結果、今後の受験は避けてやりたいと判断し大学までストレートを想定して、その夢を実現できる学部のある大学附属の私立中学に的を絞ったのだ。 たかだか子どもの描く夢であるし、その夢に対する子どもの能力や適性はまだまだ未知数であるのは当然のことである。だが、当時はその夢を親も応援してやりたいと考えて、志望校を決定したといういきさつがあった。
一応第二志望校の合格をゲットしたという安堵感は大きいのだが、上記のごとくやはり第一志望校へ行かせてやりたい思いは強いため、当然頭は切り替える。受験二日目を終了して帰宅後、第一志望校2回目合格を目指し親子でギアチェンジする。子どもは最後の受験勉強に励む。
そして、私立中学受験第3日目。第一志望校2度目のチャレンジの日である。
さすがに疲労が蓄積してきている。朝から老体がだるい。子どもも一見元気そうに振舞ってはいるが、さぞや疲れが溜まっていることであろう。親が弱音を吐く訳にはいかない。泣いても笑っても後一日で受験日程は終了だ。最後の余力を振り絞り第一志望校へ向かう。
第2回目は20名の定員に対し200名以上の受験者数である。狭き門である。
受験が開始し保護者控え室で待機していると、第1日目同様終了した試験科目の問題用紙が黒板に貼り出される。チェックを入れる。算数で苦手問題が出題されてしまっている。本年度は出題の確率が低いであろうと私が判断したため対策が不十分だ。これができないと10点減点だ。この損失は大きい。う~ん、参った。
受験終了後、子どもに確認するとやはりあやふやだ。国語においても正答するべき漢字で信じられない間違いをいくつもしている。やはり、受験3日目の疲れが出てしまったのか。
そして一旦帰宅後、夜の合格発表に合わせ再び受験校へ向かう。合格の可能性は低いと判断し、子どもは自宅で休ませ親の私だけが合格発表を見に行く。天候が良かったため、屋外でのパネル展示による合格発表である。一日目同様、子どもの受験番号を探す。合格者数が少ないため今回は一目瞭然である。
やはり、 ない… 。
隣で見ていた親子が歓声をあげ抱き合って喜び、入学手続きのため事務室へ小走りに向かう。掲示板の隣に張り付いていた担当職員が「おめでとうございます!」と声をかける。 (うちの子の方が利発そうなのに…。)なんて負け惜しみ感情が出てしまうのは親ならではだね、みっともないね。
私は、ものすごくばつが悪く居場所がない。小さくなって帰るしかない。(身長が高いとこういう時は不都合なものだ…。)
夜も遅いし、ターミナル駅のデパ地下で夕飯を仕入れて家路を急ぐ。
第一志望校に関しては、携帯はかけずじまい…。
中学受験スケジュールは厳しい。我が家の場合、受験日程は以上3日で終了したが、入学手続きと制服の採寸等がまだまだ続く。学校側はとにかく一日、一刻も早く入学生を確保したい魂胆である。受験日当日に合格発表というのは中学受験の場合常識である。加えて、受験日当日の入学手続きもほぼ常識である。 我が家の場合は、第二志望校が良心的で(というよりは、より多くの入学生を確保したい狙いもあるのだろうが。)後日の入学手続きも可能であった。
そのため、あくる日(4日目)は第二志望校の入学手続きと制服の採寸のため、またもや親子で早朝より学校へ向かうことになる。札束を持参して。午前中の入学手続きを経て午後は制服の採寸である。そして制服代金を即日現金納入し、やっと帰路に着く。
この私立中学受験日程のハードスケジュールの後、親子共々体調を崩した事は言うまでもない。
さて明々後日の2月1日から、いよいよ首都圏の東京、神奈川では私立中学受験一斉スタートです。まずは天候に恵まれる事を影ながらお祈り申し上げます。そして、何よりも受験生及び保護者の皆様、体調を整えられて万全の体制で受験に臨まれ、ハードスケジュールの日程を無事に乗り越えられますように。
合格を心よりお祈り申し上げます!!