じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

判断基準

2011年03月07日 | 本と雑誌

前原さんが、外相の辞任する報道がされた日に、この内容を書くのは忍びないです。
というのも、ご紹介する本の著者が、民主党の応援団長でもある稲盛和夫さんだから。
前置きは別にして、丁度仕事では来年度の計画などをつめる時期にきていますが、新しく始めるにも、従来のことを閉めるにも、なかなかその判断をしていくことは、容易ではありません。
私の場合は、こういう時はサラリーマン根性に徹していきます。
つまり、自分の能力で思いつき、考え尽くしたメリット・デメリットなどを提示して、上司に判断してもらう。

勿論、判断が下れば徹底的にそれを追求していくわけですが。
私のような下世話な人間だと前記のようなことを考えるのですが、有名な言葉でもある「動機善なりや、私心なかりしか」の稲盛さんは違います。

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▶会社を創業したころ、私は経営者として否応なく、あらゆる場面で判断を迫られた。
ベンチャー企業であったので、自分が判断を間違えば、会社は傾いてしまう。
何を基準に判断すべきか、頭を悩ます毎日が続いた。
▶悩みに悩んだ末に私は、経営における判断は、世間でいう筋の通ったこと、つまり「人間として何が正しいのか」ということに基づいておこなわなければならないことに気づいた。
我々が一般に持っている倫理観やモラルに反するようなものでは、長期的にうまくいくはずがない。
だから両親や祖父母から、子供のころに叱られながら教わった「人間として、やっていいこと、悪いこと」という、ベーシックな基準で判断していこうと思った。
▶「人間として何が正しいか」という基準を会社経営の原理原則として、それをベースに判断することにしたのである。
それは、公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、親切、思いやり、謙虚、博愛、というような言葉で表される、世界に通用する普遍的な価値観である。
何を判断するにも、物事の本質から考えるようにした。
それが、経営における重要な原理原則を見出すもとになった。

私にとっては、"アイタタタタ・・・"って感じの内容です。


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