じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

きものの日?

2015年05月26日 | ニュース

今週は暑い日が続いています。
が、すっかり定着したクールビズのお陰で以前よりは随分過ごしやすくなりました。。
この施策も、当初はネクタイ業界やスーツ業界が猛反発していたが、理にかなった施策は定着するんだという典型例のような気がする。
どちらが先かは定かではないが、速乾性の下着や歩きやすい靴なども開発され、衣料関係トータルでは伸びているのではないだろうか(調べてはいませんので間違っていたらごめんなさい)。
これを参考にしたのかどうなのかは解りませんが、経済産業省が、職員に和装出勤を促す「きものの日」の導入を検討しているという。
国内和装産業の振興を図るため、スーツの代わりに着物で出勤できる雰囲気をつくるのが狙いだとか。
着物の出荷額は昭和50年代のピーク時に1兆8000億円規模に上ったが、現在は3010億円(2013年)。
消費者の「着物離れ」が進み、事業者が高額商品に軸足を移したことで、着物は「特別な日に着るもの」として日常生活から遠ざかったというのが実情らしい。
私も、実は着物は生まれて一度も着たことが無い。
数少ないチャンスであった卒業式や結婚式でも着ていない。
洗濯が大変そうとか、運動に適していなさそうとか、商談の場ではみたことがないとか、まずはそういったイメージの払拭と商品の開発が必要な気がする。
どうすれば普及させられるのか、私にはノーアイデアですが、果たしてどんな展開になるのか。
経産省の幹部の方は「着物をもう一度、日常着にするのが最終的な目標だ」と仰っているとか。
大変な道のりのような気がする。