じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

ワルって?

2015年05月12日 | スポーツ

「悪(わる)」と聞くと、単純に粗暴であるとか、性悪みたいなイメージを抱きがち。
しかし、これをカタカナで聞くと、つまり「ワル」だと、なんとなく味があると言うか、気が働くというか、スマートな感じがするのは私だけだろうか。
ある雑誌で、「ちょいワル」というフレーズが定着しているが、まさにそのイメージ。
こんな書き出しをしたのは、先日の大リーグのイチロー選手のトリックプレーを観たとき感じたこと。
最終回に、ランナーを塁において、大きな打球がイチロー選手の背後へ。
当然抜けるような大きな打球だったのですが、イチロー選手は突然背走から正面を向いて捕球の姿勢をとる。
ランナーはそれを見て、悠々とホームへ帰れるはずが三塁で一度ストップ。
打球は抜けて、あらためてスタートを切ろうとしたが、イチロー選手から矢のような返球が。
ランナーは三塁に釘付け。
一点を防いだ。
このプレーこそ、「ワル」の真骨頂だなぁと思った。
元々イチロー選手は、私の中では「ワル」の部類の選手。
何故かと言うと、今ではイチロー選手の凄まじい程のトレーニングは有名ですが、以前は人知れずトレーニングをしていたのに、当たり前のようにヒットを量産し、イチロービームでランナーを刺す。
かと言って、喜びをそう大きく表現をすることはない。
出来れば、私も仕事で「ワル」と呼ばれてみたいと。
評判的には「悪」なのでwww
やる気や根性もとても大切ですが、何も声高に叫ばすに、淡々と事を進めてゆく、ある種無感情に近いような状態で目的を完遂する。
そして、それをひけらかすこともなく平然としている。
格好いいですね。
まだまだ修行は続きます。