雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

床屋

2010年02月11日 | diary
散髪してもらう。
スッキリ。
いつもお世話になってる床屋に行ったら、何やら「離婚」「調停」といった言葉が聞こえてくる。
床屋の主人(以下Y氏)とその男友達(以下M氏)の会話だったんだけど、
自分の散髪が終わった後でY氏に「もしかしてまた離婚するんすか?」って聞いたら、
「オレやないで(笑)」と笑われて、床屋に居たM氏が離婚協議の最中だったという事を知る。
何でもY氏はM氏夫婦のご両人と付き合いが長く、
M氏の欠点も、M氏の嫁さんがM氏の事で悩んでいるのも知っていて何とかしてやりたいとか。
Y氏は離婚経験があるので(協議離婚らしい)、昨日はM氏が相談と散髪を持ちかけてきたみたい。
驚くべきは単純にM氏の頭を散髪して離婚のアドバイスやってハイ終わり、じゃなかった事だった。

その床屋は店と同時にY氏の家でもある、ごくごく一般的な「昔からある町の床屋さん」なんですね。
店の奥に部屋があって、そこが居間になってる。
んでその居間にパソコンが置いてあって、居間との間はカーテン一枚で仕切られてるワケですよ。
ここでskypeの出番です。
床屋ってのは何処でもあけすけで取止めの無い会話が出来る場所だと思うんですが、
そこで緩みきったM氏の話がイヤホンマイク越しに、M氏の嫁さんへと筒抜けに。

M氏の嫁さんが苦悩しているであろうM氏の欠点は、初対面の自分でもハッキリ解るようなレベルで、
ちょっと言い方はキツいかも知れないけど虚言・妄言の類かと思います。
どこぞの首相と一緒で、ブレているのが当たり前。
息を吐くが如く嘘をついたり、軽い口約束でも平気で無視。破りマクリスティ。
それでいてM氏本人に自覚が無いから、言葉の重みも全然ナシ。
こりゃ嫁さんも愛想が尽きて当然だわ…というか何故結婚したのかと。

件のM氏と別れて我が家へ送ってもらう最中に、Y氏からここまでのネタ晴らしをしてもらったんですが、
後で確認を取ったところ、油断しかしていない状態のM氏の言葉が全部M氏の嫁さんには届いていたそうで。
別れ際にM氏は、床屋から帰宅した後に電話で嫁さんと離婚話をする…そんな事を言ってたけど、
M氏の嫁さん曰く「旦那と私の会話はSkypeで中継して、同時に私からYさんにメッセで相談します」だと。
一昔前では考えられないようなサイバー離婚協議。
味方があんまり居ないM氏の明日はどっちだ。


床屋の主人のY氏とはコンビニでバイトしてた頃からの付き合いだから、
かれこれ8年ほどの付き合いになる。
昨日の例に限らずいっつも思うんだけど、男女問わず年下の人間への面倒見が良すぎるんだよな…
今回の件でも、「M氏の嫁さんの味方」というスタンスでは無く、
終始M氏の質問に自分の経験を踏まえて親身に答えるだけだったし。
「あの子(M氏)は昔っからあんな感じやねん…」と危惧もしていた。
ただM氏はどういう打ち方をしても響かないタイプの人間だ、いった事も言っていたので、
親身に世話したところで無駄になる可能性が高い事が解ってるんでしょうね。
誰も報われなくても、それでも出来るだけの事はやる。Y氏は凄く良い人なんですよね。

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