雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

EGO-WRAPPIN' : ON THE ROCKS!

2008年08月29日 | music

某氏とエゴはええよねって話をしてたんだけど、
彼はどうやらmerry merryまでしか聞いてない様子。
ってことでON THE ROCKS!を貸すよ!ってコトになったので、
音楽分を高くするためにも振り返り。


以前「SWING FOR JOY」の記事を書いて以来、
エゴに触れるのは二度目なんですが、
ON THE ROCKS!の前に8thアルバムのmerry merryにちょっと。

それまでジャズとか歌謡曲っていう括りで扱ってたんだけど、
公式のDISCOGRAPHYの解説文を見てもらえれば分かる通り、
merry merryではジャズっぽい成分が薄め。
自分が気に入ってたエゴはジャズ分の濃いエゴだったんやなぁ、と感じ、
初めて聴いた時は面食らったモンです。


聴き心地は良かったし、今までとは別のツボを突かれた感があった。
ビッグバンド/スウィング・ジャズ調の曲はカサヴェテスぐらいだったけど、
1stはジャズ分が薄かったけどヘビロテだったコトもあって、
「こりゃ次回作でどうなるか」期待半分の不安半分でしたね。


んでON THE ROCKS!を聴いたワケですよ。
方向性はmerry merryを丁寧に押し進めた感じ。
天国と白いピエロ~ロッテンマリーまでの流れが凄くお気に入り。

旧エゴっぽい曲で挙げるならMother Ship。
ロックっぽいアプローチのSundance。
よっちゃんの引き出しが増えたなぁ、と思わせるThe Ruling Class。
他にも、Calling Meを彷彿とさせるレモンや、
バリバリ変わる展開にプログレ臭を感じさせる水中ゲームや旅先案内人とか。


アルバムの指向性はmerry merryと方向性は同じなんだけど、
やってることは全く違うし、被ってない。
何でもありって言葉がしっくり来るなぁ。
久々のシングル、「Go Action」もちょっと前に出たので、
そろそろ次のアルバムが来るかねぇ。
実に楽しみ。

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