雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

短期集中 4

2012年05月20日 | music
がっつり買いだめて聞いては入れ替え聞いては入れ替え。
昔は買ったらコンポに放り込んでMDに録音しつつ聞くのが当たり前だったけど、
今は「とりあえずデジタル音源化」が普通になっちゃった。
結果買いたてのCDは包装を解いただけでCDラックに放り込まれるのが常になったけど、
ここ一年くらいはそれが何か物哀しいのでパソコンラック付近に積んでます。
扱いとしては変わらん気がするけど何かちょっとは許されてる感があるような。
そもそも許されてる感って何だよっつーね。


Með suð í eyrum við spilum endalaust


何て読めばいいのか全く解らんアルバムタイトル。
アイスランド語だっけか。
邦題で呼べば楽なんだけど、昔のレコードみたいに邦題と原題で全然意味が違う例が多いからなー
このアルバムも邦題は「残響」なんだけど、このジャケからはそんな言葉を連想する事ができんw
昔のレコードとか言ったけど、最近でもこの邦題のセンスは全く変わってない気がしましたとさ。

ということで全裸系男子が颯爽と走るジャケに笑いを抑えつつ買ったこのアルバム。
買うのはどれでも良かったんだけど、1曲目のPVが非常に印象的でして。
これもまた全裸の森ガールが森の中を駆け抜ける内容でしてね。
結局女性の裸よりも彼らの楽曲のがインパクトありましたし、
PVとしては成功なんだよな。

全編に渡り非常に優しい音ですね。
酒の席で締めに頼む雑炊ぐらい優しい。
旧作と比べるとシンプルな音作りになってるそうですが、自分には差が解らず。
ボウイング奏法のバンドってイメージがあるけど、いわばそれはアクセントであってウリでは無いわけで。
PVで聞いてただけあって1曲目は気に入ってるんだけど、他の曲は今後どう響くようになるやら。


valtari

んで新譜。
こっちは発売されてから日が浅く事前に情報を仕入れることも出来なかったんですが、
まー前作と変わらん感じですね。
明るめの曲調の楽曲が多かった前作とは対照的にこちらは物哀し気なメロディー。
音は少ないんだけど何か荘厳な雰囲気を感じさせられますね。
前作よかこっちのがボウイング奏法は味わえるかな。

こういう音楽って環境音楽ってヤツなんでしょうか。
自分の中では字面から全く想像できん音楽性No.1のこのジャンルなんですが、
前に聞いたSunn O)))やborisなんかのドローン音楽ってのもコレに通じるものがあるんじゃないかとか。
耳触りがいいのでナンボでも聞いてられるけど、Sunn O)))はYoutubeで聞いてるだけでもオカンからクレームくるしな。
低音はやはりマンションでは厳しいものがある…

やってることはオンリーワンと言っても過言じゃないと思うシガーロス。
おかげで比較も出来んし感想が書きづらいったらありゃしない。
スタジオ盤は読書用BGMとして重宝できそうだけど、真価はライブの方にあるんかもね。
見るにしてもある程度は曲やアルバムに込められたモノを知っておかないと、楽しめるライブにはならんのかもしれんが…
表現しづらいけど何かイイ。そんなバンドですか。
ヒーリングっていうとまた違いそうだしなぁ。



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