雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

やってるコトがゲーム以外はそんなに無いので

2008年10月18日 | music
たまには音楽。

■Kiko Loureiro

HM界の雄、ANGRAのギタリストであるKikoのソロ・プロジェクト。
1stの「No Gravity」、2ndの「Universo Inverso」の二作がリリースされてます。
共に全てインストゥルメンタル。

現在もANGRAの大黒柱として惜しみなくその世界を支えているのですが、
所謂HMではなく、色々とやりたい放題やっているんで、
めくるめく超絶技巧が織り成すKikoの世界が広がるのです。
偏った言い方をすれば環境音楽か。

1stではHM臭も多分に感じられるんですが、
2ndでは全曲通して落ち着いたジャズに変化。
ジャズっつっても、ブラジリアン・ジャズと括った方が良いようで、
1stからHMの要素を取り払ったような作りになってます。
ANGRAのギタリスト、と捉えると意外に思えるのですが、
非常にまったりとして聴き心地が良いアルバムに仕上がってます。

寝るときは滅多に音楽を聴かないのですが、
聴きながらでも眠れるアルバムとして2ndはオススメです。
1stでは「Dilemma」ですね。
他にも良い曲は数あれど、1stのおいしいトコロはこの曲に集約されてます。
アニキ曰く激走GTでも使われてたらしいし、
これ以上にマッチする曲も無いよな、と思うくらいの疾走感溢れる名曲です。



■Death from Above 1979

ベースとドラムの面白二人組み。
残念ながらフルアルバム一枚とリミックスを一枚出して活動停止。
しっかし面白いわ。

ブリブリに歪ませたベースに耳を奪われる。
二人でありながらしっかりハードに暴れまわるんですが、
構成はベース+ドラムなのに、音はクラブ寄りという曲が多かったのが印象的。

「リビングにいる象みたいな存在、おれ達はそうありたい。」
そんなコト普通の人は考えもしませんて。
でもこれぐらい頭がブッ飛んだアルバムに仕上がっているので、
この衝撃的なジャケットを見かけたら手にとってみて下さい。


唯一のフルアルバム「You're a Woman, I'm a Machine」のリミックスにあたる「Romance Bloody Romance」では、
かなりデジタルに弄くられたアレンジが目白押し。
「You're~」よりさらにノりやすくなってるので、
「You're~」でツボを突かれた方は聴いてみると良いハズ。

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