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投げ方を工夫しよう

2019年11月22日 | 堕落天使 / Daraten

他のことで手間取っているんで、別方面のネタを小出し。
投げ間合いの基準(ユルめ)と投げの入力について。

 

■投げ間合いって?

投げ間合いってのは基本マスクデータなんで、判定可視化スクリプトや特殊なDIPを使って表示される情報以外では取得できません。
そのため、単純に投げ間合いといっても数値化は難しく、根性計測するしかないことがほとんどです。
(初サムだと「1ドットだけ移動できる」行動があるので、それを元に計測することもできるのですが)
んでダラテンも例に漏れずマスクで計測困難なので、まー信頼せずフワッと受け取ってもらえれば。

投げ間合いに関係してくるのが、キャラのX軸上の位置。
可視化スクリプトを使った画像で言う、白の十字同士の距離が一定以上近付いていれば投げ間合い内と。
なので、次点で大事なのが存在判定の厚みになります。
存在判定同士は重ならないため、1P/2Pで押し合った時は存在判定の厚み分だけキャラ同士の距離は開くことになる(=投げ間合いに入りにくくなる)と。

 

一例として。
寅男の中心軸(白十字)は見た目の体軸より前に出ていますが、ロッシ(左:後退中 右:しゃがみ中)の中心軸は存在判定の中心より後方に位置しています。
つまりロッシの存在判定が中心軸より大きく前に出ているため、そのぶん寅男は押し返される形となり、白十字同士がこれ以上近付かないので、
寅男は後退/しゃがみガードしているロッシを投げることはできません。

 

■存在判定の厚み

さて。その存在判定の厚みですが、キャラや動作によって細かく変化します。
(上のSSのロッシだと後退よりもしゃがみ姿勢の方が小さくなっています)
通常投げは基本的にレバー6/4入れで行うので、前後歩き時の存在判定の厚みが重要なワケです。
というわけで、前歩き中の中心軸から存在判定の正面側までの距離(ドット数)を計測しました。

41 … トリガー
23 … ハリー
22 … ロッシ・寅男
21 … タロウ・結蓮・カルロス
20 … 灰児
16 … クール
12 … 結蘭

この数値が小さい(=存在判定が薄い)ほど相手に近付きやすくなるため"投げやすい"ということになります。
ぶっちぎりで小さいのが結蘭、次点でクールと、投げやすさは貧乳勢の独壇場となっていますね。
逆に投げる気ないとしか思えないのがトリガー。
プレイアブルだと体格の大きいハリーと寅男が大きめで、意外なところに小柄なロッシが来ます。
まーでも彼の場合、存在判定の恩恵が投げやすさよりも投げられにくさに出てるってことで。

 

結蘭は薄いので、前歩きからスムーズにロッシを投げられますが…

 

ほぼ同じ体型の兄は存在判定が厚い(白十字同士の距離が遠くなる)ので投げられません。
なお、6入れ投げでしゃがんだロッシを投げられるのは結蘭・クールとカルロスだけでした。

 

■入力の工夫

長いことダラダラと書いてきたんでココは簡潔に。 
通常投げは投げ間合いが非常に狭く、また入力のウェイト(3F間)が存在するため、今までは6入れ投げを(僕は)推奨してきました…が、
投げが成立しない状況だと、ほとんどのキャラでレバー入れ技がしてしまいます。
中段の6Dが暴発してラッキーヒット!…ということもありますが、基本的にはあまり良くない状況になってしまうので、
これを何とか阻止したかったと。
(特にクールは強ダーツ暴発がとってもネックになりますし)

 

第一段階。
まず投げを7+ボタンで入力すること。
いきなり変なコマンドですが、通常の4入れ投げと違ってウェイト中の後退がない(ジャンプ移行中な)ので、
たかが3Fとはいえ、相手との距離をとらない=投げ間合い内を維持しやすいのが長所。
これで6入れ技の暴発も防げるので、立ち強P/強Kが暴発OKな性能の場合は7入れで投げてやるといいです。
(例:寅男で7+C連打してやると、投げられるならP投げ、投げられない状況なら立ち強P短縮連打になる)

 

第二段階。
7入れ投げのミスで出る立ち強P/強Kは、レバー入れ技よりも多少リスクは低くなりますが、やっぱり不安は不安。
タロウとかタロウとかね。
なので、今度は7+弱P+強K7+弱P+強P+弱Kといった同時押しで、投げミスで出る技を立ち弱Pにしてやります。
7+弱P+強Kだと、間合い内だとK投げ+間合い外だと立ち弱Pが出ます。
7+弱P+強P+弱KだとP投げ+立ち弱Pですねー
7+弱K+強PだとP投げ+立ち弱Kにできるんですが、立ち弱Kが出た方がいいキャラって…居たっけ…?

 

7入れ同時押し投げオススメしたいのが(当たり前ですが)結蓮ですね。
また君か壊れるなぁ…
有利が大きく起き攻めしやすいK投げと、暴発で出るのがジャンプ抑止も兼ねた例の立ち弱Pなので、
入力の気持ち悪さに慣れさえすれば、最高クラスの保険として機能すると思います。
投げ間合い自体は広くないから、ダッシュコパ固めに常に仕込むんじゃなく、ダッシュ投げ狙う時だけでOKなんでね。
要練習。

妹の結蘭も使える…ように思えますが、脇固めからの固め投げなんかは1溜め7強KずらしPで9投げと立ち強Kモズの自動二択になるし、
そもそもダッシュじゃないんで兄ほどは使えないかなーという印象。
ハリーもそうですが、投げキャラ2人は黙ってコマ投げ使ってる方がいいんですよ。たぶん。

 

そんなわけで、投げの入力を一工夫してやることで技暴発のリスクを減らそう!という企画でした。
今更感溢れる記事になりましたが、ステップ投げとか狙う時に思い出してもらえれば幸いドス竜~