5月5日(水曜日) (こどもの日)
京都市山科区の 「京の田舎民芸資料館」で、「大きい皿と壺」展が5月30日まで、開かれていると新聞で知った。私の興味を引いたのは大きい壺だった。玄関に置いている信楽焼きの茶壷と同じような茶壺が、数個展示されているようだ。今日はゴールデンウィークの最終日だが、例え道が混もうが行かねばなるまい。
せっかく山科に行くのであれば、 満月兄弟 にタケノコでもお土産にと一汗をかいた。城陽のジルーさん、宇治のオバァ、山科のヤッチーさんと、少しばかりのタケノコを差し上げた。
ジルーさんは私を見るなり、「酔っていないゆみちゃんを初めて見た」と珍しいものを見るまなこで・・。私は酔っ払いか!「当たり!」とあちこちから聞こえそうだ。ジルーさんは若い女性の頭を染めている最中で、手にはゴム手袋をしている。仕事の手を休まさせてゴメン。オバァの店はお客さんがいなかったので、「コーヒーでもどうぞ」と言ってもらったが、道草を食へば遅くなるので、後ろ髪を引かれる思いで山科へ。「坊主頭に後ろ髪なんて無いで~」の突っ込みは禁止。
ヤッチーさんの店に行くと、ヤッチーさんとネーネー(奥様)のお二人が顔を出した。店内をのぞけば、二人のお客さんのカットの最中だった。この店は年輩の女性に人気があるのか、どなたの顔にもシワが2~3本・・・。これまた仕事を中断させゴメンですよ。「これから京の田舎民芸資料館へ行きたいのだけど、どう行ったらいいのかな」とヤッチーさんに聞いた。初めて聞く名前のようで、お客さんを巻き込んで教えてもらった。お客さんから「カーナビは付いていないの?」 「年金生活者の身分なのでありませぇん!」と返事をしたのはいうまでもない。
どなたも美容室を経営され、祝日と言えど休むわけにはいかない。ご苦労さま~。今月は、満月兄弟と稲三会、満月兄弟とかりゆしのジョイントライブが2回もある。26日には「稲三会」、28日には「かりゆし」だ。どちらも楽しいライブはうけあいなので、今から楽しみにしている。
「京の田舎民芸資料館は○○を目指して」と聞いたが、単に聞いただけで、悲しいかな頭には入っていない。地図を印刷して持っていたが、初めての道なので、どこだどこだと探すも、「あっちですよ」だ、「こっちですよ」だ、「来過ぎですよ」だのと参りました。5人くらいの方に道を尋ね、ようやくたどり着きやれやれだ。
広い駐車場だが一台も駐車していない。休館日かなと扉を開くと、この館の代表者らしき方が受付に座っていた。500円を払うと、館内の電灯が一斉についた。電気の節約が行き届いている。順番に展示物を眺める。楽しみにしていた茶壷がずらりと並んでいた。
新聞では家の茶壷と同じくらいに見えたが、実物を見ると家の茶壷の方が、どの茶壷よりも大きいのは間違いない。国のメタボ基準をはるかに超え、胴まわりは3メートル何十センチかある。
古さも我が家の茶壷の方が古いような気がしたので、尋ねてみた。ここに展示している物は、昭和の初めくらいの壺のようだ。
壺には色々なものがある。安南壺は、安南(ベトナム)染付の意で、輸入品。
醤油、
塩、
梅干、
酢など
保存する物によって壺が異なる。茶壷でも小出し用がある。
展示してある物は仕事の道具、
暮らしの道具、
商いの関する道具、
衣に関する道具、運搬の道具など、
それぞれグループで分けてある。大抵は今まで見たことがあり、懐かしさがよみがえってきた。
はえとり器は初めて見た。
ほかいは家の蔵にあるが、
この中に何を入れるのか知らなかったが分かった。フムフム。館内には写真をアップしていないが、それこそ何十倍もの民具が展示してある。
生涯勉強、勉強。脳が驚き、脳梗塞か、はたまた脳溢血になりはしまいかと心配になってくる。何?酒を飲みすぎなければ大丈夫だって?。そっか~。
【参 考】
京の田舎民芸資料館
・住所:京都市山科区小山小川町2番地
・電話:075-581-2302
・入館料:大人500円、中高生300円、小人200円
・開館時間:午前9時~午後4時30分(但し入館は4時迄)
・休館日:毎週月曜日、12月29日~1月3日
5月7日 ジルーさんから”木の芽和え、天ぷら、わかたけ煮、炊き込みご飯でいただきました”と、美味しそうな炊き込みご飯の写メが来た。
お礼が遅くなりました。
心配してましたが、無事
「京の田舎民芸資料館」にいけたのですね、
ゆみちゃんさんが行った後にもお客様に何度も
場所を説明して貰ったのですが、ややこしい
道で最後までわかりませんでした、笑
「灯台下暗し」
分かり難い所でした。前を通っても気づかず、行き過ぎてしまうような建物です。道路に大きな看板でもあればいいのですが、目印は赤いポストの隣と聞いてようやく見つけました。
少しのタケノコでしたが、皆さんに喜んでいただき幸いです。