ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

待望の米の収穫のはずが・・・。

2020-10-06 22:51:39 | まち歩き
10月6日(火曜日)
毎日プールへ通っていますが、京田辺市草内地区の田んぼを見れば、1軒の方の田んぼだけが円形に枯れています。妻に聞けば、少し前に新聞報道があり、病気に掛かっているとのこと。新聞は毎日読んでいますが、見落としたようです。
一体どう枯れているのか、しかとこの目で確かめに行きました。丁度稲刈りの最中で、一筋刈り取った所でした。


見ていると病気に掛かっていない稲も一緒に刈り取りです。病気の稲は、稲穂から茎まで茶色に変色しています。これだけ田んぼのあちこちに、病気が広がれば仕方が無いかな。


帰宅して過去の新聞ニュースをネット検索して見ました。
あった! 稲を枯らした犯人はトビイロウンカhttps://www.pref.aichi.jp/byogaichu/seitaitoboujyo/0-ine/tobiirounka.html。
実りの秋を迎え、生産者はやるせない気持ちだろうな。周りにはアチコチ田んぼが有りますが、枯れているのはこの方の田んぼだけ。まったくお気の毒しか言いようが有りません。

【新聞報道記事】
イネの害虫「トビイロウンカ」が33年ぶりとなる警報級で増加している。京都府南丹農業改良普及センター(南丹市)によると、南丹地域では亀岡市を中心に被害が広がり、収穫前の稲穂が枯れて円形に倒れる「坪枯れ」が目立ち始めたといい、農家は対応に追われている。
亀岡市河原林町のある水田では、直径3メートルほどの坪枯れに加え、直径30~40メートルほどにまで被害が拡大したエリアも複数生じた。
府病害虫防除所(亀岡市)によると、ウンカはイネの根元に付いて樹液を吸い、枯らす。今年は府内全域で8月初旬に確認し、山城、南丹地域で増加。府は9月10日に警報を発令した。

【参  考】
1.枯れた稲から取れるのは、動物の餌やあられ菓子などに使う未成熟の「くず米」。値段は正規品の20分の1程度に落ちる。
2.体長約5ミリのトビイロウンカは梅雨前線の気流に乗って中国などから飛来。稲の茎から水分や栄養分を吸い取り、水田が局所的に枯れる「坪枯れ」を起こす。

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2 コメント

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坪枯れ (ケンちゃん)
2020-10-12 08:30:38
こちらの地区でも坪枯れが発生しています。ゆみちゃんの書いている通り、周りに田んぼがありますがその家だけが被害を受けています。何でうちだけ・・・と嘆いておられました。ウンカはもの凄い勢いで広がるので早急の対策が必要です。この前ドローンの消毒を頼まれ息子と行ってきました。消毒から一週間は収穫できないのでその間過熟となって質の低下も考えられます。どちらにしても農業は大変です。その年の気象条件で大きく変わります。昨年良かったからと同じことをしても今年はダメということも多いです。ゆみちゃんも色々と栽培しているようなので経験済みだよねー。
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Unknown (ゆみちゃん)
2020-10-12 21:44:24
>ケンちゃん
家庭菜園と商売では立場が大違い。
私の場合は、失敗すれば買えば済む話。
車で走れば、丹後でも坪枯れの田んぼを見掛けました。
大陸から偏西風に乗ってトビイロウンカがやってくるので運に左右されますね。
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