11月22日(土曜日)
3連休初日は晴天の行楽日和です。空を見上げれば、雲一点もない抜けるような青い空。
土、日、祝日に紅葉狩りに行くならば、人出の少ない田舎に行くに限ります。お昼前に三男家族に「紅葉狩りに行かないか?」と誘って一緒に出かけました。行き先は私の隠れ家スポット、京都府木津川市の海住山寺(かいじゅうせんじ)です。三男家族は初めてと言っています。30分ほど走れば海住山寺の上り口に到着。ここから寺まで700メートルの間に、急坂の急カーブが続きます。
寺の駐車場に到着すると、孫達はスヤスヤと寝ています。女房が、「起こすのはかわいそうなので、車の中で待っている」と言います。
息子と若嫁の三人で行こうと歩くと、「待って!」と孫の晴太が降りて来て4人で境内に。境内散策だけであれば、本堂前に置いてある箱の中に、お一人様 志納金100円を入れます。
境内には種々の願い事をする置物が有ります。若嫁と孫はチャレンジして拝みます。
本堂の右側の坂道を上って行くと、モミジの林が有ります。
坂の途中にイチョウの木が有り、黄色の葉が舞い散ってきます。孫の晴太は、落下したイチョウの葉を目につけて一枚パチリ。
毎年ここには紅葉狩りに来ていますが、いつも紅葉のピークを過ぎていました。今日は、緑葉、黄葉、紅葉が入り混じり美しい紅葉です。
息子夫婦も見事な紅葉に感激しています。
ここから加茂町が眼下に見渡せますが、午後は逆光になるので写真は午前中の早目が良いようです。
この寺には鎌倉時代に建立された国宝「五重塔」が有り、これを見て海住山寺の紅葉狩りはお終いです。
しかし、車で孫の守をしている女房に、素晴らしい紅葉を見てもらおうと若嫁に頼みました。「弘美ちゃん、女房にモミジを見に来るよう言って!」
孫のひよりも目が覚めたようで、一緒にやって来ました。再度モミジの林に案内です。
「ここに上るのは初めてよ。こんな美しいモミジの林があったのね」
孫のひよりは紅葉の葉、イチョウの葉を広い集め、帰宅してから押し葉をすると張り切っています。
ひとしきり遊んで、若嫁の待っている車へ。
駐車料金は無料で、志納金100円で紅葉を楽しめるお寺さんはめったに有りません。ここ海住山寺の難点は、国道からお寺までの上り口まで村の中を通りますが、道が狭く車の離合が大変です。帰路で、これから上がる車とかち合い往生しました。次の紅葉狩り第八弾は、どこに行きましょうかね。
【参 考】
海住山寺
備考:天平12年(740)12月,聖武天皇が平城京より遷都した恭仁京(跡)の真北にある、三上山の中腹に 海住山寺は位置します。
奈良時代の創建を伝え、鎌倉時代、貞慶によって中興され、国宝の五重塔で知られる。仏塔古寺十八尊第三番。
・住所:京都府木津川市加茂町例幣海住山境外20
・宗派 :真言宗智山派 本尊 十一面観音像(重文)