夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

時代遅れの私、生まれて初めてスマホに触れ、戸惑いながら、やがて微苦笑を重ねて・・。

2018-04-18 14:51:34 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後39年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、我が家はインターネットに関して、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
私は据え置き型のパソコンを利用している。

そして私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは、遅ればせながら一昨年の春以来、携帯電話を買い求めて利用している。

私はフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。

                      

私は知人、友人とは我が家の固定電話、
或いはパソコンの電子メールで交信し、不自由を感じたことはなく、過ごしている。

日頃の私は、新聞、雑誌を読んだり、テレビの番組を視聴したり、
その上にネットで多彩な情報は、固定のパソコンで充分であり、情報であふれて、
選定に困苦するくらいである。

こうした中で、私たち夫婦には子供に恵まれなかったので、息子、娘もいなく、
もとより孫もいない身であり、緊急性のある連絡事項は少ないのが実態であり、
このように必要に迫られることなく、結果的には情報機器に時代遅れとなっている。

このような事情で、私は携帯電話、そしてスマホも、覚えようとする努力もなく、
今日に至っている。

         

こうした中、過ぎし日の4月5日より私たち夫婦は、
沖縄本島の北西部地域にある名護市にあるホテルに6泊7日で、周辺を遊学した。

そして大型施設に入館すると、日本語、英語、中国語、韓国語に順にアナウンサーされて、
世界の主要国から訪れていることに実感させられたりした。

平素の私たち夫婦は、ときおり都心のシティホテル、街、公園、国内の旅先で、異国人から話しかけられ、
私は英語の単語をたどたどしく並べて、身振り手振りで応対していた状況を、
家内が傍で見かけて、家内は私に、外国に行ったら頼りにならないわ、と信頼が失墜しているのが実情となっている。

私としてはサラリーマン時代に、会社として台湾、その後はハワイに旅行で遊学したが、
特にハワイの時は、オプション・ツアーで独りぼっちで、やはり身振り手振りで英語の単語をたどたどしく、
微笑みながら対応したりしてきた。

このような事情もあったりしたが、私たち夫婦として、異国の海外旅行に行ったことのない稀な夫婦となっている

そして気楽に日本語が通じる国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

         

今回の旅で、私たち夫婦が、パンのクロワッサンの形に似ている水納島(みんなじま)に、

9日に訪れた時、たまたま往還の定期船、『水納港』待合休憩所で見かけた女性ふたり連れであった。

そして英語の単語しかわからない私でも、この女性ふたり連れは、
風にながれて聞こえてきたのは、スぺイン語とわかったりした。

ひとりの御方は、メガネをかけて黒髪のセミロングで理知的な容貌をされ、

もうひとりの御方は、黒髪のロングヘアーで、30歳前後と思われる美麗な人で、スペインか中南米の美人だなぁ、
と私は少し見たりした。

         

やがて帰路の定期船に於いて、黒髪のロングヘアーの30歳前後と思われる異国の美麗な御方より、
私に近づいて、スマホを私に手渡されながら、たどたどしい日本語で、写真を撮って下さい、
と私は言われたりした。

私はスマホを初めて見て、驚愕しながら、困ったぁ、と瞬時に感じたりした。


そして船べりでポーズをしたお二人を見て、スマホも無知ながら、
何んとか『 picture』と表示された箇所を見つけて、 ピクチャだよねぇ、これだったら写真だょなぁ、
と瞬時に思いながら、このボタンを押した。

        

しかしながら私は少し長く押したらしく、シャターの音が三回ぐらい聴こえた。

そして私は黒髪のロングヘアーの30歳前後と思われる異国の美麗な御方に、
撮った写真を確認して欲しく、『リプレー・・』と言いながら、スマホを返却した。

この後、この異国の美麗な人は、瞬時に写真を確認されて、
私に微笑ながら近寄り、私にも少し画面を見せて、確かにお二人が微笑えんで映っていたので、
私は安堵をしたりした。


このように私は、初めてスマホを触れ、何とかは異国のお二人の女性の願いを満たすことができたが、
時代遅れの私としては、浦島太郎のような心情で恥ずかしく、照れたりしたのが、実情であった。

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