先程、ときおり愛読している公式サイトの【東洋経済オンライン】を見たりしている中で、
『 月12万円の「年金だけで生きていく」ための心得
~ 無理なく支出を減らすための「5つの視点」 ~ 』、
と題された見出し記事を見たりした。
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年生となっている。
こうした中、我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。
そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ14年半ばかり過ごしてきた・・。
こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している理由は、
40数年前、私たち夫婦が婚約する前、
お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、 と私は妻となる人から言われたりしてきた。
そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、
毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。
このような私たち夫婦であるが、今回《・・「年金だけで生きていく」ための心得・・》を学びたく、
記事を精読してしまった・・。
この記事の原文は、消費経済ジャーナリストの松崎 のり子さんの寄稿文であり、
【東洋経済オンライン】に2019年8月6日に配信され、記事の主要部を転載させて頂く。
《・・月12万円の「年金だけで生きていく」ための心得
(略)2019年の年金額モデルは、世帯で受け取れる金額が約22万円(夫の厚生年金含む)。
ここから税金・社会保険料などを差し引くと、手取り額は2020万円を切る。
世の中には、筆者のような節約好きではない方が大半で、
現在の生活費と比較すれば、「それは無理だ」と思うだろう。
とはいえ、誰でもいつかは、年金暮らしに入る。
その時に備えて、今から何をすればいいか、支出を少しでも減らす手助けになる考え方についてお伝えしたい。
■老後の支出は今より下がる
公的年金だけで暮らせるかの大前提として、
現役時代の支出と年金暮らしの支出は、イコールの額ではない。
子どもにかかる出費は、教育費を含め不要になるし、
会社勤めを辞めれば、飲みに行く回数も減るし、ビジネススーツや靴の購入もいらなくなるだろう。
総務省の家計調査のデータ(2018年)で比較すると、
50代の勤労世帯の月額支出は、平均35万円ほどかかっているが、
無職の高齢者夫婦は65~69歳で約26万円、70~74歳で約25万円。
75歳以上は約22万円と下がっていく。
自然と小さくなっていくことは、間違いない。
しかし、細かく見ていくと、食費は案外減らない。
年代によっては、交際費や教養娯楽費は、現役時代より増えているほどだ。
油断すると、赤字は膨らんでしまう。
しかし、「節約」を意識すればするほど、情けない気分になり、続かない人は多い。
使いたいお金を我慢するのは、逆効果だ。
そうではなく、無理なく支出を減らすために、
次の5つを減らすことを意識してみてはいかがだろう。
1.弱点を減らす
2.ルーチンを減らす
3.「もったいない買い」を減らす
4.モノを減らす
5.自己負担を減らす
このような《・・無理なく支出を減らすための「5つの視点」・・》を学び、
何かと気弱な私は、恐れ入りました・・と意思の強い消費経済ジャーナリストの松崎 のり子さんに敬服させられた。
(詳細・・https://toyokeizai.net/articles/-/295257・・)
そして私が、今回、何よりも学んだことは、
《・・われわれが将来受け取る年金は、決して十分ではないが、
それでも死ぬまで受け取れるありがたいお金だ。
その中で暮らすには、お金を払う優先順位をつけなくてはいけない。
しかし、現実は「つい習慣で、なんとなく」、「断れなくて」、
「今買うとオトクだから」などの優先順位が高くないもののせいで、目減りしていく。
それで「お金が足りない」と嘆いているとしたら、実にもったいない。
“お金がない”が口癖の人にないのは、使っているという意識なのだ。
使わなくてよかったお金をそぎ落とした時、本当に年金だけで足りないのかが、きっと見えてくる。・・》
こうした確固たる意志を学び、確かにそうですよねぇ・・、と私は同意させられた。