ビールのあれこれ・・♪

キリン、アサヒ、そしてサントリーとビールはあるが、二十年前頃はアサヒを呑んでいた。

アサヒが斜陽となり、
住友銀行から来た人が立て直しにアサヒを陣頭指揮をとられ、ドライビールで復活した。

この方が日経の新春のアンケートの一環で愛読書で、
私の敬愛する立原正秋・氏を明記していたので、
これ以来、ビールはアサヒとした。

それから五年を過ぎると、アサヒのドライは業界を席捲したので、
私の肩入れの役割が終わったので、キリンに戻った。

その後、このサントリーを呑むようになった。
文化事業に貢献するメーカーの戦略に共感したせいか、
或いは亡き山口　瞳・氏の随筆に共鳴したかは、定かでない。

お酒の後は、コーヒー・・♪

ホテルに滞在していると、露天風呂に入ったり、部屋に戻り、
ベランダから観える海岸の風景を見たりしている。

ときおり、辛口の純米酒を呑んだり、ビールを口にしたりしている。

その後、布団に横たわり本を読んでいるうちに、昼寝をしたりしている。

喉の乾きで目覚めると、冷たい煎茶を飲む。

こうしたふしだらな時を過ごしていると、
コーヒー・ラウンジでコーヒーを飲み、煙草を喫うのも不思議な感覚である。

身体の欲求に従ったまてであるが、
コーヒーと煙草の組み合わせは、私が二十歳以来から馴染んだなせる技である。

昼の露天風呂・・♪

温泉のあるホテルに滞在すると、
日中において、大浴場や露天風呂にひとり占めになることがある。

雪の季節の頃、露天風呂に入っていると、
空から雪が舞い降りて、露天風呂にも入ってくる。
私の髪の毛も、ちょっと雪にまみれる。

五月の頃、遅い春がやってくる地方で、
露天風呂の周囲にある新緑の枝が微風で揺れ、
露天風呂に反射して水紋が揺らいだりしていた。

紅葉の頃は、露天風呂に漬かっていると、
紅葉、黄葉が風に吹かれて、舞い降りてきたりした。

たったひとり露天風呂に浸れるのは、
滞在型の特典でもある。

私はこうして季節のうつろいを知ることが好きである。

海岸の散歩・・♪

先程、海岸に沿った遊歩道を散歩してきた。

海岸に出ると、磯の香りにつつまれて、
岬にある灯台が身近に観えた。

晴わたった穏やかな天気であるが、
この広い公園の遊歩道は、ご年配の男性が歩行訓練のリハビリで歩いているだけだった。

季節がちょっとずれた十月の初旬の海辺は、
閑散とした中で、微風が私の身体を通り抜けて、陽射しは秋めいていた・・。

朝食後のひととき・・♪

ホテルのコーヒー・ラウンジの片隅で綴っているが、
曇り空から陽が射してきました。

前方に見ある岬に立っている白い灯台は、
夜の役目を終えて、ひっそりと朝の陽を受けています。

静寂な朝のひとときです。

海辺の観光ホテル・・♪

家内の父の一周忌の法要を済ませた後、
房総の白浜温泉に家内の母と家内と三人連れで
観光ホテルに四泊五日で滞在している。

日曜日から木曜日の平日が多いせいか、
利用者は半分程度の収容利用度である。

お陰で私共はゆったり出来るが、
経営的な面からして、お気の毒である。

まだまだ日本経済の復興は、房総半島の観光地まで
反映されていない、と感じた。

大都市の一部が復興を果たし、地方経済はこれから堅実に
復興を期待したい、とロビーの片隅で願った。

早朝のひととき・・♪

ホテルのロビーは、静寂です。

５時半過ぎると、入浴の時が始まりますので、
それまでの静寂なひとときです。

海辺は、夜明け前で薄暗く、漁船の灯りがぽっかりと浮いているように観えます。