夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

秋の夜長は、贅沢なひととき・・♪

2005-10-08 20:27:00 | 定年後の思い
秋分の日が過ぎると、夕暮れは早まる。

入浴した後、夕食を食べながら、家内とゆっくり話し合い、純米酒を呑む。

こうした時を過して、八時から寝付くまでのひとときは、
その日に応じてゆっくりと時を過せる。

その日に聴きたい音楽を掛けて、
その曲に夢中になった時の自分を振り返ったりして、懐かしむ。

ときには映画のDVD、ビデオ・テープを観たりする。

或いは小説、随筆集、歴史書を読み込んだりする。

いずれにしても初めて聴いたり、観たり、読んだりする時の感動もさることながら、
再び接した時、新たに感動も捨てがたい。

その時々に生き、触れて、味逢う心の中を揺さぶられる響は、
何よりも代えがたい。

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雨の中の夕暮れ・・♪

2005-10-08 17:37:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雨が降ったり、止んだりした一日だった。
気温は27度、湿度は73%でちょっと蒸し暑いような気候だった。

庭の樹木は、雨でしっとりした落ち着いた情景だったが、
秋晴れの陽射しが懐かしいように思える。

明日も雨時々曇りと晴れる気配がなく、
平年並みの23,4度になるとのこと。

鈴虫は静かに雨が降る中、健気に鳴いている。
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本屋のあれこれ・・♪

2005-10-08 13:08:00 | 定年後の思い
東京オリンピック前後、東京の郊外でも、
社会状況が大きく変貌した。

街の本屋さんを主軸に、この時代を切り取りました。

別・日記【続・極楽とんぼ】に綴りました。

お読み頂けましたら、幸いです。
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本屋のあれこれ・・♪

2005-10-08 13:03:30 | 時事【社会】
私が高校2年の昭和37年(1962年)頃、
近くに大きな団地が出来た。
最寄駅から徒歩で10分、一番遠方でも20分程度であった。
この団地の周囲は、一戸建て用の住宅が分譲された。

この団地の中心に商店街があり、米屋、理髪店、化粧日常店、八百屋、
魚屋・・12店舗が出来た。

この中の本屋さんは、若い夫婦で経営をしていた。
幅3間、奥行き五間程度の小さな本屋であったが、
週刊、月間の雑誌もあり、岩波、新潮の文庫本、
単行本の小説、一般教養書・・等もあり、
駅前の本屋に行かなくても、程ほどに買えた。

主人は定期購読の雑誌等を配達する為に、バイクに乗る姿を
見かけたりした。
奥さんは、店番をしていて、私は微笑ましく思っていた。

東京オリンピックから3年を過ぎると、単行本が少なくなり、
主人を見かけなくなった。
風の噂によると、店の経営が思わしくないので、
他の所に働きに行った、とのこと。

それから数年過ぎた頃、駅前の地元の本屋も活気がなくなっていた。
駅前に大型チェーン店が進出していた。

私がこの地を離れた昭和46年(1971年)頃になると、
駅前の本屋も転業した、と聞いた。

私がこの地の付近に戻ってきた昭和53年(1978年)頃、
付近にスーパー・マーケットが開業すると、
団地の商店の半分程度、転業していた。
本屋は、シャッターが閉められ、再び開けられなかった。

社会のうつろいは、はかなく、寂しげに感じた。
コメント (5)
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早朝の庭・・♪

2005-10-08 07:50:00 | 定年後の思い
朝、四時前に目覚め、庭に出た。
夜明け前で薄暗く、雨が静かに降っていた。

台所で煎茶を淹れた後、居間でインターネットでニュースを観たりした。

その後、外気が明るくなったので、
庭に出て、煙草を喫いながら、樹木を観た。
枝葉は雨ですっかり濡れ、しっとりとした秋の色合いだった。
地表は黒く、掃き清められたようだった。
紫式部も濡れており、実も紫色になり、風情のひとつである。

金木犀の香りが何処ともなく漂っている。

秋雨前線を受けて、東京の郊外もここ数日は雨時々曇りといった、
落ち着いた秋の日になりそうです。

その後、牛乳とコーヒーをそれぞれマグカップに淹れ、
家内の寝ている枕元に置いた。

こうして我が家の一日が始まった・・。

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