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福島から大阪に母子避難されている森松明希子さんの手紙です

2016-12-02 20:05:20 | 福島原発被災者支援
 今日も樟葉駅前で、署名の訴えをした。「沖縄に新しい基地をつくらせず、憲法改悪をさせない 平和と命を守る緊急署名」。若者の署名協力が多い。
5年後、10年後のことを考えると、今の流れを変えることが必要と痛感する。原発問題も同じ。事故の責任を取らない政府に、命と生活を預けることはできない。
避難されている母親の思いを受け止めたい。
 
福島→大阪に母子避難をしている2児の母が内閣総理大臣および福島県知事に宛てて書いた手紙(20161128)

避難をしている福島県民の「声」は届いているのでしょうか。
それとも「意図的に無視」されているのでしょうか。

人の命や健康よりも大切にされなければならないものは
あるのでしょうか?

国民は、等しく、自らの命を守り健康を享受する権利があるはずです。
避難者の存在そのものが社会的事実であり歴史的証拠なのです。

「意図的な無視」により数にも数えようともしない、
数に上げてしまったものは線引き・支援の打ち切りによって、
全力で存在そのものを消そうとすることは、
為政者としてあるまじき恥ずべき行為だと思うのです。

私や私の子どもたちも含め、「避難している人々」は間違いなく存在しているのです。
3.11から今現在に至るまで、間断なく避難という選択をし続けています。
汚染があるから帰らないという選択を尊厳をもって敢行しているのです。

いじめも原子力惨禍もそれは同じことです。
なかったことにする、見ないことにする、臭いものに蓋が、
どれだけ多くの子供たちの未来を奪っていることか・・・
そのことに全ての人が気づくべきだと私は思うのです。

避難児が恐喝いじめ事件に遭っていたという痛ましい事件がありましたが、
全国に散らばる避難者の子どもたちは、国・県からの保護が皆無に等しく、
同様の危険にさらされ続けているという現状があります。

避難するという選択を尊重されないばかりか、
さらなる危険にさらされながらの避難の継続を強いられることは、
あってはならないことです。

子どもたちの未来と健康を最優先に考えてください。
子どもたちはこの国の未来であり、福島県にとっても大切な宝物です。
避難を続ける人々の選択を尊重し、
特に保護すべき避難の子どもたちをどうか全力で守ってください。
内閣総理大臣と福島県知事が全力でその姿勢を示してください。

福島→大阪・母子避難 森松明希子



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