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枚方香里ヶ丘中央公園の美術館問題はいま

2016-02-20 17:38:27 | 枚方市美術館問題

 多くの方が参加した枚方の美術館問題の報告会。活発な意見が飛び交った。この問題は建設予定地だけではなく、全市的な問題と考えている市民が多いことがよく分かる。
 現地の見守り隊の方から、最初にこの1年半の動きを話していただいた。現在も解決半ばだと公園に集まり、情報の交換や今後の方向を話しあっておられるという。中央公園での建設がほぼなくなったことは、市民の献身的な、大きな努力だと思う。
1月20日の枚方市議会の全員協議会の報告があった。議員は、現市長が白紙撤回を選挙公約にしていたことに対してその意味を問うたり、議会に相談せず寄付者に3つの案を提案し、12月には、その案のうち1案を受け入れる回答を得ていたのに議会への報告が遅れたことなど、議会無視への疑問を投げかける意見が多かったこと。市議会で「負担付き寄付の収受」や「美術館条例」のふたつの議決がされているのに、枚方市は、美術館建設に真剣に取り組んだのか等・・・。しかし、美術館建設に賛成した議員が、今頃美術館建設のビジョンがないなどという発言があるのには驚く。
 参加者の発言は、活発で「何故一人の市民でしかない寄付者に枚方市は、そんなに気を使うのか」「単に自分の収集した絵画の保管先を、今度は、地価の高い枚方市駅周辺につくるだけではないのか」「普通の常識では考えられない動き」とストレートな意見が出た。
 こんな事態がなぜ起きたか。あまりにも市民無視だったことにつきると思う。また、議員も管理費を含め「負の遺産になる」とまで発言するなど多くの問題を指摘していたのに、負担付き寄付や美術館条例に賛成したという現実。その指摘内容を枚方市も議員も解決せずにすすめたこと。あまりにも無責任だと思う。
 多くの問題点が明らかになった今回の美術館問題。二度と同じことを繰り返さないために、市民の声を聞き、議会で十分な責任ある審議をする。そんな、前向きな動きになればいいと思う。焦らないで。多くの市民の市議会や枚方市の動きを監視する取り組みが広がっている。
 今後も、緊張した日々が続きそうだ。

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