金曜日から土曜日にかけて、大学の同窓会で京都に行ってきた。
土曜日に飲み会をやるので、京都に泊まり、翌日は京都観光して帰るようにしたかったのだが、宿が全く取れず9時過ぎの新幹線で帰ることにした。代わりに前夜京都に泊まって午前中に嵐山を観光してきた。私は京都に4年間いたのだが、西のほうの嵐山、嵯峨野には行ったことが無かったので丁度良い機会だと思った。この前の台風で渡月橋のあたりが氾濫したのが心に残っていたこともある。
宿は阪急沿線の四条大宮だったので嵐山電鉄に乗って嵐山まで行くことにした。ホテルを出て喫茶店で朝食を食べる。マクドナルドやロッテリアもあったが昔ながらの喫茶店のモーニングを食べた。
嵐山電鉄は市電のような1両の電車。ラジオをピータ・バラカンのウィーク・エンド・サン・シャインに合わせて出発。四条大宮から嵐山までを走る路面電車だが、途中の駅名が如何にも京都らしい。
西院ー山ノ内ー嵐電天神川ー蚕ノ社ー太秦広隆寺ー帷子の辻ー有栖川-車折神社ー鹿王院ー嵐電嵯峨ー嵐山
私にも読めない駅名がいくつかあった。
終点で降りて今の渡月橋を渡る。この川が氾濫したなんて信じられない。台風の爪痕は感じられない。紅葉にはまだ早い。
丘の上の法輪寺。桂川から京都が見下ろせる舞台がある。
こんなお宮があった。私の仕事に関係の深いところだが小さいお宮だった。
渡月橋わたって戻り、嵯峨野に向かう。嵯峨野の竹林。人力車が走っている。
芭蕉の弟子の向井去来が住んだという落柿舎。見物していたら近くの木から熟れた柿がポトリと落ちた。
車折神社の中。芸能神社というのもあった。
広隆寺。何宗、というのが書いていない。日本で周波ができる前の飛鳥時代に聖徳太子の供養のために建てられたと言われている。ここは少し紅葉している。有名な弥勒菩薩像はやはり品があった。撮影禁止。
この近くに太秦映画村がある。そのあたりのキネマ・キッチンというところで昼食を食べた。「おでんうどん」というのを注文した。じゃがい尾と厚揚げを入れてもらった。おでんの出汁がうどんとよく合うあつあつの煮込みうどんでおいしかった。この後、父の墓がある妙心寺に行ってお墓参りをしてから京都大学に向かった。嵐山、嵯峨野は良いところだった。今度じっくりと見て回りたいと思った。
大学では京都大学の霊長類研究所の教授になっているこりらの研究で有名な山極君がゴリラのビデオなどを見せて解説してくれた。「以前、彼をモデルにした漫画を読んだな」等と思いだした。心残りながらタクシーで京都駅に向かい帰ってきた。
この日は2万5千歩歩き、9月末にAndroidの万歩計をダウンロードして以来最高の歩数を歩いた。
嵐山電鉄の振り仮名を書いておこう。
さいいんーやまのうちーらんでんてんじんがわーかいこのやしろーうずまさこうりゅうじーかたびらのつじーありすがわーくるまざきじんじゃーろくおういんーらんでんさがーあらしやま
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