ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

日本でも PM 2.5?

2013-11-05 08:01:27 | 生活

昨日は雨だったが今朝は雨上がりの快晴である。空を見上げると雲ひとつない秋空が広がっている。気温も今日の予想は最低気温13度、最高気温18度で私の最も好きな気温になってきた。私は少し寒く、上着を着るくらいで丁度良いような気温で、黙っていると少し寒く、体を軽く動かして丁度良いくらいの気温が一番好きである。

家から出て少しのぼったところで丹沢の奥に富士山が見える。富士山は雪をかぶっているので白い山頂がきらめいて見える。その富士山頂が今日はかすんで見えた。薄茶色の靄の向こうでかなり薄く見える。富士山がかすむこと自体はそれほど珍しくないのだが、雨上がりの朝でこれほどかすむのは珍しい。テレビでPM2.5のニュースを見たばかりだったので、「このあたりもPM2.5が多くなっているのか」と思った。

昨日は千葉県の市原市でPM2.5で国の基準を超える濃度が観測されて住民には町内放送で外出を控えるようにと流したそうである。特定の場所3か所だけだったので景気の誤差かもしれないと言われており原因は不明だそうである。中国から飛んで来たにしては地域が狭すぎる。

中国のPM2.5はひどいらしい。北京でも家族を日本に送り返すビジネスマンが出ているらしい。先日、大学の研究室の学生が南京に行ってきたのだが、ビルの上のほうがかすんでいる感じてあまり長く居たくない、と言っていた。私が南京に行ったのは20年以上前で、山に囲まれた美しい街というイメージがあったのだが随分変わっているのだろう。

日本では大気汚染がひどかったのは1950年代から60年代だった。スモッグという言葉が使われ、四日市喘息という病気もあった。私は3歳から6歳くらいまで室蘭市に住んでいたのだが、その頃は小児喘息で苦しんだらしい。自分ではかすかな記憶しかないのだが母から良く聞かされた。室蘭には富士製鉄(後の新日鉄)があり、石炭を焚いて製鉄するのと、冬になると各家庭がストーブ(これも石炭が多かった)を焚くのでスモッグが多かった。小樽に引っ越してからは喘息は治まっていたと思う。あれから4-5十年経っており、技術的には大きく進歩しているはずだが、中国の都市は人口密集度がすごいのでやはり問題になるのだろう。解決には10年くらいかかるのではないだろうか。

ここ2-3年この時期に夜寝ていると呼吸が苦しくなることがある。私は花粉症と家ダニのアレルギー症があり、一年中アレルギーを抑える薬を飲んでいる。その薬を飲み忘れたりすると、夜中に呼吸が苦しくなる。喘息のように喉が狭くなっていて意識して力を入れて呼吸しないと苦しくなってくるので眠れないのである。今年は2回ほどそういう夜があった。起きていると問題ないので、起きだしてパソコンをやっていた。これもひょっとしてPM2.5が関係しているのかもしれないと思う。しかしこの症状が出る時期は一年間のうち秋だけなので違うかもしれない。

年を取ると体が次第に弱ってきて若い時に隠れていた弱点が出てくる。自分もそういう年齢になってきたのかと思う。


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