ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

奥沢の喫茶店 Coruba

2011-02-05 16:58:16 | 生活

今日は、用事があったので午前中に大岡山の大学に行っていた。12時過ぎに帰宅の途に就いたのだが、少し大岡山周辺を散策しようと思って、自由が丘まで歩くことにした。

大学の、大岡山駅とは反対側の出口から出て自由が丘方面に歩く。閑静な住宅地で道は細いところが続いている。奥沢の駅前を少し過ぎたあたりで、喫茶店の様な所でランチにした。これがCorubaという店である。入り口は花屋のようにいろいろの花が置いてあり、そこを過ぎると細長いカウンターがある。カウンター席が10席ほどあってその後ろに通路、通路を挟んで一人ずつ向かい合って座れるような小さなテーブル席が4つほどある。うなぎの寝床のような感じの店である。

外で見たメニューはランチでタイカレーとか焼うどんとか書いてあって喫茶店風だったのだが、カウンターの奥にはウィスキーなどがたくさん並んでいてバーのようである。カウンターは分厚い一枚板で相当に年季が入っている。北方謙三のハードボイルド小説に出てきそうな店である。カウンターに座ると奥の方に昔懐かしいLPレコードのジャケットが並べてあり、ジャズがかかっていて、昔のジャズ喫茶を思わせる。カウンターの内側には年配の女性が一人、私はタイカレーを注文した。あまり辛くなく自分で辛みを加えるようになって出てくる。

古びた感じがなかなか良いと思い、ウィトラパーティの店の候補に入れようと思って名刺は無いかと聞いたらば、「そういうものはありません」という答え。昔のスタイルをずっと保っているのだろう。なかなか面白い店だった。


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